2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
浅草寺は横の門の外側から写真を撮るだけで諦めて地下鉄で上野を目指した。前に日展を観にいった時に食べにいった韓国料理の店かその近隣のすし屋にしようと思ったのだ。歩いていけなくもなかったが、浅草で既に12時半位にはなっていたので、地下鉄にした…
牛島神社を出て言問橋を渡って浅草駅を目指す。橋の上からビールジョッキを模したアサヒビールの本社ビルが見えるので記念撮影をしていく。 真っ直ぐ駅へ行くつもりだったのだが、妻が浅草寺を観てみたいというので寄ってみることにする。しかし行ってみると…
ずっと墨田川と書いていたが隅田川のほうがしっくり来る。区の名前や川の名前で漢字を使い分けているらしい。 隅田公園に入ると宮部みゆきの模倣犯の雰囲気を探すが、どうもモデルは一つ手前の東白髭神社のほうだったかもしれない。 ふと見ると、隣に神社が…
白髭橋を渡って西側に移る。私は川と反対側が見渡せる川岸の遊歩道を歩きたかったのだが、ホームレスだらけで妻がちょっと怖いというので土手上の塀が邪魔して見通しの悪い道をずっと歩くことになる。そして地図には載っていなかった言問橋のひとつ手前の橋…
墨田川沿いに都心に向かって南下して少し歩くと東白髭公園に出る。中に墨田川神社というのがあって中に入ってみる。 お正月だけあって本殿の前に奉納された日本酒の樽が積んである。浅草と違ってこの辺りは殆ど人出はなかった。 白髭橋まで来て、今度は橋を…
2006年の年が明けて三日目。前々から歩いてみようと思っていた隅田川沿いの道を散策に出掛けることにする。ちょうどその頃読んでいた宮部みゆきの小説「模倣犯」の舞台に出てきて、その雰囲気を実際に見て感じてみたかったのだ。 赤坂見附で地下鉄丸の内…
ホンダ青山ビルでの講演会が終わると真っ先に会場を出て地下鉄駅を探す。東京メトロを使うつもりだったのだが都営地下鉄のほうが近いことが分かり青山一丁目の駅から新宿を目指す。 新宿の駅は南口のかなりはずれの方で駅まで結構な距離を歩くのだが既にクリ…
聖徳記念絵画館を出ると講演会の会場に向かうのに銀杏並木を歩いていく。テレビドラマなどでよく見る有名な場所だが歩くのは初めてだった。しかも公孫樹が真っ黄色で地面にも降り積もっている。 銀杏並木の下を歩いていくとサッカー場らしきものも見える。後…
12月になって仕事の出張で東京で講演会出席というのがあった。特に行っても行かなくても良いような仕事だったのだが、会場になっているホンダ青山ビルというのの近くに前から行ってみたいと思っていた神宮外苑聖徳記念絵画館というのがあったので、それを…
山の神トンネルの暗闇をおそるおそる通り抜けるとぱあーっと明るい眺望が広がる。その山の稜線を観た途端に遥か昔の記憶が蘇ってきた。まだ二十歳になる前だったが、年上の青年たちに連れられてやって来て初めて野性の鹿を目撃した斜面だった。初めて潜った…
上谷戸のバス停から入る山道とは別の山道への入り口が、少し南側の里山である広沢寺温泉というこちらもバスの終点になっている場所にある。 ここでも途中にY字路になった分かれ道があって、左はハイカーやロッククライミングをする人達が大勢登っていく。右…
ゴルフ場が眺望出来る鉄条網の場所を更に登ると、暫くして林道の最高地点に出る。その場所の景色を見ていて、ふと90年代の初め頃マウンテンバイクを初めて買ってこの場所まで登ってきたことがあるのを思い出した。この最高地点に自転車を置いてちゃんとし…
バスの終点、上谷戸から奥に進む山道は手前にある自然教室という施設の敷地の奥から始まる。少し登った先に二手に分かれるYの字の分かれ道に出る。 最初に来た時(つまり久々に2005年に来た時という意味で、その以前にも数十年前にも来ている筈なので)…
2005年の年末近くは若い頃山歩きをした場所を思い出し振り返りながら、山道巡りをするというのを週末ごとにやっていた。 自宅から車で出掛けて里の空地に車を停め、そこから1時間程度歩いてくるのだがちょうどいい運動になるのだった。街中から車であっ…
昼食は科学技術館地下のカフェテリアで採ることにした。食事を終えて出て来ると既に午後の講義は始まってしまっていたので、疲れていたこともあって公園へ出て休憩することにした。公園の木陰にある石のベンチで暫く休んでから少し公園内を歩いてみた。 西側…
10月の中頃、東京の北の丸公園に行くことになる。本当は仕事で公園内の科学技術館というところで開催されていたIPフェア&コンファレンスというのに参加する仕事の出張だったのだが気分は殆ど気晴らしの旅だった。 北の丸公園は初めてだと思っていったの…
10月に入ってすぐ、それまでずっと築地本願寺の境内で行われてきたインドフェスティバルのナマステ・インディアがこの年から代々木公園で行われることになり、朝から妻と出掛けていった。 着いたのは10時半過ぎだったが、インド通の妻によるとインド時間…
秋野不矩美術館から川に向かって進むと二俣城址という展望台のある小塚に出た。そこから坂を下っていって河原まで出る。流れは急峻ではなく、ゆったりとエメラルド色に輝く水面を見せながら流れて行く。妻は趣味である石拾いに暫く興じていた。 帰りは東名の…
1時間ほど秋野不矩の作品を鑑賞した後、美術館に付随している天竜川を眺望出来るベランダに出る。美術館は崖の上に建っているので眺めは素晴らしい。 天竜川のゆったりとした眺めを観ていて、近くまでいってみようということになり、美術館の駐車場からミス…
秋野不矩美術館の内部は思ったより狭く、展示室も秋野不矩と関係のない木工物の展示などをやっていて、不矩の画は充分見れなかったが、大きな部屋のギャラリーの石の床はとても気持ちよかった。 有名な「渡河」は展示が無かったが、それに似た牛の絵の「帰牛…
11年目になるミストラルは高速でちょっとアクセルの踏み込みが深いとオートマチックがすぐ3速に落ちてしまうので踏み加減を緩めにして80km/h程度でスピードを上げないようにして東名を走る。途中牧之原SAで昼を採って袋井インターで高速を降り天竜川沿…
ミストラルの最々終ドライブの行き先で秋野不矩美術館を選んだきっかけは直前に観た美術紹介番組「美の巨人たち」を観たせいだ。その中で紹介されていた丘の上に立つ要塞のような不思議な形の美術館の建物の様子に魅了され、どうしても自分の眼で観てみたい…
ミストラルの車検切れは2005年の9月末だったので、最後のドライブとして三島のビュッフェ美術館への旅をしたのだが、次の車への買い替えが意外と手間取って候補の軽トラを見つけたのが8月中頃、その後ミストラルを下取りにして軽トラを契約したのはす…
ビュッフェ美術館の外の吊橋や沢への散策路も当初は廻ってみようと言っていたのだが、時間が中途半端なので今度にすることにして昼を採りに沼津の方へ戻る。妻は沼津港の近くへ行きたかったようだが、朝の渋滞のことを考え避けたほうが賢明だろうと思い、沼…
ビュッフェ美術館を出る前に、家の壁に飾るレプリカの絵を買っていこうということになる。さんざん迷った挙句、百合の絵とパンのある静物というちょっと大きめのものを選ぶ。 お昼近くになっていたので併設されているレストランにしようか迷ったが、高いだけ…
旧来のギャラリーの入り口の所に、若き日のベルナールビュッフェと妻のアナベルのモノクロの大きな写真が掲げられていた。ちょうど回廊の所で夫婦の写真展が開催されていたのだ。私が初めてビュッフェを知った中学生の頃も、この美術館が開館した時もビュッ…
20数年ぶりに訪れた駿河平はすっかり様相が変わっていた。ビュッフェ美術館と井上靖文学館の周りはススキの草原と荒地しかなかったのが、すっかり綺麗に整備されて吊り橋のようなものまで出来ている。 何より驚いたのが大きな樹は一本もなかった筈のビュッ…
(1980年代初頭のビュッフェ美術館) 三島のビュッフェ美術館へは初めてその存在を知った1975年から数年は毎年一回は通っていた。最初は三島駅前の喫茶店で道順を教えて貰ったので、箱根峠から国道一号線を三島まで下って長泉町を北上するというルー…
2005年はそれまで11年間使ってきた愛車のミストラルを手放した年だ。本当は災害時の緊急避難用に半永久的に使い続けるつもりでいたのだが、元東京都知事石原慎太郎の愚策というか、売名行為で首都圏近辺でディーゼル乗用車の10年超えの車検を認めな…
小田急線はずっと沿線に住んでいたこともあって、慣れ親しんだ路線だ。その小田急線海老名駅の近くには待避線路があって、ある時懐かしい古い車両が保管されているのを目撃して見に行ってみることにした。 小田急線と相鉄線の海老名駅北東にあたる地点にはJ…