norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エクサンプロヴァンス 2

エクスの街は南仏旅行を計画し始めた頃を書いた少し前のブログに紹介した緒方拳主演のサスペンスドラマ「詩城の人々」で初めて知ったのだったと思う。ピーターメイルのエッセイ本でも紹介されていた気がする。南仏プロヴァンスを訪れたら是非行きたい場所だ…

エクソンプロバンス到着

昨日は昼間酒を飲み過ぎて危うく更新を忘れるところだった。深夜直前にふと目が覚めて、更新がまだだったことを思い出して慌てて書きこんだのだった。 マルセイユからエクスまでは車で30分程度だった気がする。ちなみにエクソンプロバンスは日本語のカタカ…

セザンヌのみた山

マルセイユ旧市街の老舗店ミラマで本場のブイヤベースを堪能した後、待合せの漁港前の広場に出る。運転手はまだ来ていなかったが、お馴染みのヨットハーバーなどを背景に写真を撮っていると運転手が近くの店から姿を見つけて出て来てくれた。そして最後の目…

本場のブイヤベース

ノートルダム・ド・ラ・ガール大聖堂からの眺望を堪能した後は車で坂を降り、昼食を採るシーフードの店、ミラマへ案内して貰う。運転手とは2時間後に港前の駐車場で待合せを決めて店内の入る。外のテラス席もあったのだが、熱射で暑そうなのでエアコンが効…

南仏の街角

今日もマルセイユ、ノートルダム・ド・ラ・ガール大聖堂からの景色を紹介する。この教会がある丘はかなり急な坂の上にあるので、麓の街並みが俯瞰してよく見える。いかにも南仏のとある街角という感じなのだ。 実は毎年、東京新美術館で開催される日展は欠か…

ノートルダム・ド・ラ・ガール大聖堂 2

ノートルダム・ド・ラ・ガール大聖堂には幾つもの聖像や、宗教画などが飾られている他、海の街マルセイユらしく、船に関連するものが幾つも観られた。今日の冒頭の画像もそうで、宗教画のイコンのような壁画の真ん中に描かれているのは帆船だ。この港から船…

ノートルダム・ド・ラ・ガール大聖堂

昨日、今日と記事は2002年の旅行から帰国後すぐにつけた旅行記の文章を殆ど流用している。昨日の記事で、個人名が入っていたのに気づかず掲載してしまったので、今日、直しておいた。 マルセイユ旧市街の丘の上、ノートルダムどらガール教会の駐車場は結…

マルセイユ到着

マルセイユまでの道は結構単調だった。麦畑にポプラや糸杉の防風林が所々に一列になって植わっているのが典型的な眺めだ。ときどき桃や杏の果樹園、そして葡萄畑などに変わるくらいだ。 低い丘があって、その峠を越えるとマルセイユが見えてくる。その直前に…

マルセイユまでの道のり

前日と同じハイヤーの運転手がやってきて、車に乗り込むなりこちらの巡回案を説明する。私の案は、まずアルルへ行ってコロシアムだけ見て、その後カマルグ付近を通ってマルセイユへ向かい、その後エクソンプロヴァンスへ行って帰ってくるというもの。しかし…

オテル クロワトル・サンルイの待合ホール

南仏三日目はホテル、クロワートル・サンルイからすぐ隣の三ツ星ホテル、ブリストルへ移る日だ。その日、マルセイユなどを巡るハイヤーは余裕を見て10時に頼んでいた。現金の手持ちが少なくなってきたので、ホテルで換金しようとするが、クロワートルでは…

オテル・クロワートル・サンルイのプール

レ・ボーからクロワートル・サンルイホテルに帰ってきたのは4時頃だった。初夏の南仏は日が翳るのが遅い。4時でもまだ陽は高かった。息子がホテルのプールで泳ぎたいと言い出した。私がこっそり水着を持ってきていたのを知っていたのだ。持参していたのは…

レ・ボーからの帰り道

レ・ボーの壮観な景色を堪能して午後3時頃レ・ボーを後にすることになる。レ・ボーの意味だが、レは定冠詞でボーは切り立った丘の形状を表す古い言葉が変化して出来た固有名詞らしい。ちなみにグーグルの翻訳でBAUXと引いてみると英語ではLEASE、日本語では…

レ・ボー・ド・プロバンス 2

ポン・デュ・ガールからレボーまでは約1時間ほどだった。着くまで、車で結構登るのに驚いた。最後の最後、絶壁のところだけ登るのだろうと思っていたが、丘自身が結構高いところにあるらしい。 途中で景色が変わるからと運転手が言っていたとおり、あるカー…

レ・ボー・ド・プロバンス

ポン・デュ・ガールに着いたのは12時5分過ぎで、運転手は40分もあれば十分見学出来るというので12時45分に戻ってくる約束をする。しかし30分ほど超過したので途中で駐車場の運転手にもう少し待ってくれと言いに行く。出発前に暑くて喉が渇いたの…

ポン・デュ・ガール 2

昨日はバタバタしていて、危うく更新を忘れるところだった。夜になって未だ更新をしてなかったことを思い出したのだった。 ポン・デュ・ガールはその高さが伺える画像をまず紹介する。全体は三段のアーチの積み重ねになっているのだが、米粒ぐらいに見える人…

ポン・デュ・ガール

チャーターしたハイヤーでまず向かったのは、この南仏旅行の最大の目的地のひとつ、ポン・デュ・ガールだ。ポンは橋、ガールはこの橋がある地名、ガール県の事。ガールの(にある)橋ということになる。ポン・デュ・ガールの存在を知ったのは小学校高学年か…

シーズン終りのラベンダー

南仏でチャーターしたハイヤーの運転手とは、私だけが英語で会話していたのだが、その中でラベンダー畑を見たかったのだと話すと、ラベンダーはもうシーズンが終わってしまったが、一箇所咲いているところがあるからそこに寄ってやるという。行ってみると何…

ハイヤーのチャーター

南仏一日目と二日目の午前中は、娘の眼鏡の修理の為アヴィニョンに足止めを食ってしまった。それで二日目の午後はいよいよ南仏での一番の目的地であるポン・デュ・ガールとレ・ボーを目指すことにする。この為にハイヤーをチャーターする必要があり、クロワ…

アヴィニョン市街の朝の掃除

二日目の朝、朝食の前に少しアヴィニョンの街並みを散歩する。すると街の清掃車に出遭った。パリでも清掃車を観た話を以前に書いたが、アヴィニョンのは散水車だった。パリの場合は市街のあちこちにある消火栓みたいな水道栓を開いて水を流すのだが、アヴィ…

アヴィニョン最初の夕食

アヴィニョン最初の夕食はホテル、クロワートル・サンルイを出てすぐ、ほぼ隣にあった海鮮料理の店で採ることにした。頼んだのはサラドゥ・ド・ラ・メール、つまり海のサラダという海鮮料理の盛合せ。生牡蠣がふんだんに更に盛られていて、他に蝦や、大振り…

教皇庁からアヴィニョンの橋へ

教皇庁を観た後、城壁のある方へサン・ベネゼ橋、いわゆるアヴィニョンの橋を目指して歩く。途中にはこの地方の名物土産らしいサントン人形を売る店が幾つもある。サントン人形はもともとは聖書にゆかりのある人物を粘土を捏ねて作り焼き上げたものらしいが…

アヴィニョン教皇庁のお土産

アヴィニョン教皇庁、正確には教皇庁跡だが、前述のように内部はお土産屋しか訪れなかったが、建物内の他の場所と同じ様にお土産屋も暗い雰囲気だった記憶がある。 ここでは息子にねだられて、教皇庁、後で訪れる予定のマルセイユ港の教会、レ・ボーの断崖絶…

アヴィニョン市街散策 3 教皇庁

時計台広場の後は、勿論教皇庁に向かう。狭い通りの途中で尖塔の上の金色の像が見えてくる。おそらくは聖母マリア像だと思うのだが、余りに金色できらきら過ぎてちょっとどうかなと眉を顰める。旅行に出る直前に長くからのメル友と交わしたメールの中でマル…

アヴィニョン市街散策 2 時計台広場

アヴィニョンの街に出てまず眼鏡屋で娘の眼鏡を注文した後、更に旧市街の中心に向かうと大きな広場に出た。時計台広場と呼ばれているもので、オテル・ド・ビユ(HOTEL DE VILLE)と書かれた看板を掲げる建物の奥にそれらしき時計台を発見する。オテル・ド・…

アヴィニョン市街散策

アヴィニョンに到着した日の午後と、翌日の午前中はアヴィニョン市街を散策することになる。これにはちょっと訳がある。パリの最初の朝にサクレクール寺院近辺を散歩した際に、娘がかっぱらいの男二人にポシェットを盗られた事は既に書いたのだが、実はこの…

オテル クロワトル・サンルイ 4 メインダイニング

クロワトル・サンルイ ホテルでは朝食以外に初日のお昼と二日目の夕食を採っているが、これはエアコンの効いている屋内のメインダイニングで食している。さすがに四つ星ホテルだけあって、ホテル内レストランで出す食事は素晴らしいものだった。 メインには…

オテル クロワトル・サンルイ 3 朝食ビュッフェ

オテル・クロワトル・サンルイでは2泊しているので、着いた日の昼と、二日目の夕食をホテルのメインダイニングで採っているが、朝食は一泊目と二泊目の朝二回、石畳と芝生のほうの中庭で採っている。昼間は暑くて、エアコンの効いている室内がいいが、朝は…

オテル クロワトル・サンルイ 2

16世紀の修道院を改築して作られた四つ星ホテル、クロワトル・サンルイをもう少し紹介してみたい。 昔、修道院だった部分は分厚い石の壁と頑丈そうな太い柱の梁がある天井で出来ている。 ホテルの部屋としては使われてなさそうだったが、修道院の質素な生…

ミシュラン四つ星 オテル・クロワトル・サンルイ 聖ルイーズの回廊ホテル

アヴィニョンの最初の二泊はオテル・クロワトル・サンルイというホテル。日本語訳すれば聖ルイーズの回廊ホテルとでもなるのだろう。ミシュランの四つ星であることも、16世紀に建てられた修道院を改造して出来たものであることも後から知ったのだが、イン…

アヴィニョン旧市街

アヴィニョンにはAvignon centre、Avignon TGV、Avignon villeという三つの駅があることが時刻表を調べると判る。我々が到着したのは勿論TGVの駅で、旧市街を囲う城壁からはちょっと離れたところだったが、タクシーでレピュブリック門というところを抜け…