古びた社群を抜けて更に登っていくと大山ケーブル駅を出て30分ほどでいよいよ大山寺の参道に出る。本堂に昇る急な石段の坂の両側には金属製の像がずらっと並んでいた。
銅製でも石像でもないようでおそらくは鉄製なのではないかと思われる。何らかの神仏を表しているのだろうが、いわゆる仏像ではなさそうだ。仁王像とか不動明王とか言われるものの仲間なのだろうが、幾体もあってそれぞれが微妙に表情が異なっている。
階段を登りきると本殿というのか本堂というのか大山寺の中心らしい建物の前に出る。先にみた廃屋のような建物に比べるとこちらはきちんと整備保守されているようだった。