2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
行列の後半になって橙色の装束に烏帽子を被った男性8人ぐらいが担ぐ神輿に載せられた女官が現れる。葵祭の中心人物は宮中から神社に仕える為に差し出された斎王と呼ばれる内親王の代わりをするという京都市内の名家から選ばれた女性に寄って演じられる斎王…
路頭の儀と呼ばれる行列は最初のうちは徒歩のお供の女官や大きな花飾りの笠、長持ちなどの荷物運び人などが続いた後、次第に高貴な人になるようで馬に乗った男女などが現れる。 妻が戻って来た後、若そうな奥さん風の人が地元なのだが初めてだという人が色々…
バスが出町柳近くの鴨川の三角州のところまで来たところでバスを降りて下加茂神社の参道になっている糺の森に入る。糺の森には既に縄と紅白幕が張られていて人も多かった。しかし木陰の下での観覧となるので暑さは凌げそうだった。 行列である路頭の儀が通る…
ホテルの部屋で進々堂のパンとホテル前のコンビニで買ってきた珈琲とで朝食にしてからサウナに入ろうと大浴場に行ってみると9時半まででちょうど閉まったところだった。 それですぐにチェックアウトして早目に葵祭の方へ行くことにする。ホテルで貰ったパン…
京都三日目は京都旅行の最終日で延期された葵祭がある日だった。いつもの京都旅行では最終日はチェックアウト後に荷物をホテルに預けて、京都出発の直前にホテルに荷物を取りに戻るのだが、この時のホテルは五条で荷物を取りに戻るのはかなりの時間的ロスに…
てんごは本格創作居酒屋という謳い文句にしているようで、特段変わった食材を用意している訳ではないが食材の組合せには工夫があるようだった。 酢味噌味で食べる〆鯖や豆腐入りのサラダなどちょっとずつ変わった料理法だった。 チゲ風の辛いスープをこんが…
叡山鉄道巡りからホテルに戻って、ウィスキーなどを呑みながらホテルで貰った近隣の店の地図から夕飯を採る店を探す。ホテルの前を通る五条通りを渡ってすぐのところに「てんご」という居酒屋を見つけてそこに決める。 開店の6時になるのを待って出掛けてい…
ルイ・イカール美術館のロビーで妻と落ち合うと、雲行きが次第にあやしくなっていく中、帰りの電車に乗るのに叡電の八瀬駅へ急ぐ。 ちょうどひえいが停まっていたのでぎりぎりで乗り込むと、席は分れたが最後の二席を私と妻でゲットすることが出来た。その後…
瑠璃光院を出て駅の方へ戻る途中、ルイ・イカールという人の個人美術館があるのに気づき、行ってみると瑠璃光院の入場券で入れることが分ったので観ていくことにした。1階と2階にギャラリーがあって、妻とは別れ別れになって廻ることになる。 展示は絵だけ…
紅葉が鏡面のように映るテーブルが置かれた広間の反対側には新緑の山が望める窓に面して写経をする小机が並んでいて、皆一心に渡されたお手本の印刷された紙の上に筆を走らせていた。意外に外人の姿も多く観られた。 妻もどうしてもやってみたいというのでし…
瑠璃光院は拝観料2000円とちょっと高かったが、滅多に来れないところだと思ったので思い切って入ってみることにした。入ってすぐに二階に上がると写経をやっていて、その向こうに新緑の紅葉が映る大きな漆塗りのテーブルがあって緑の庭が鏡面のように映る様…
叡電八瀬駅の直近にあった橋が流されてしまったので、ロープウェイの八瀬駅のほうに渡るにはもう少し上流のアーチ橋まで登ってゆかねばならなかった。形としては石橋で出来ていそうな橋はどうも木造らしかった。橋脚が川の中にない分、濁流で押し流されるこ…
比叡本線のほうは鞍馬線に比べて短いのであっと言う間に終点の八瀬比叡口駅に着いてしまった。レトロな雰囲気の駅舎に停車しているひえいの姿を写真に収めておく。 私は同じ電車でトンボ返りでいいと思っていたのだが妻は外を歩いて行こうというので急いでも…
出町柳のホームのベンチで待っていると13:07発のひえいが入ってきた。早速一番で乗り込むことにする。 ひえいのベンチは通勤電車のような横一列の席だが、ソファは一人分ずつセパレートで分れていてお洒落なデザインになっている。一席毎にシンボリックな楕…
一乗寺の駅に戻ったところで叡電の片方の支線はほぼ一往復したことになるので今度は比叡本線の方を往復することにする。どうせならもう一つの観光車両のひえいに確実に乗りたかったので普通車両で始発の出町柳まで戻ってひえいが来るまで待つことにする。 電…
ラーメン街道らしき駅前の商店街より少し幅の広い通りに出ると、先の方に既に外に何人か並んでいる店が見える。妻があそこだろうと道路を渡ろうとするので変だなと思って地図を見直すと妻が向かっているのは池田屋という別のラーメン店だった。目指していた…
ラーメン切符は京都旅行の新幹線とホテルを予約で採る際に一緒に予約していたのだが、ラーメン街道のイベント参加店舗の推奨麺リストを見ていて当初は聖(きよ)という店を妻は候補にしていたようだったが、京都在住の息子に訊いてみたところ高安という店を…
(二ノ瀬発車) 鞍馬からの帰り道では途中の京都精華大前で降りて美術大学の様子を観てみようと話していたのだが妻がスマホで天気予報を見ると2時頃に雨になるという。一乗寺駅で降りてラーメン街道で店を探すのだが遅い時間になると雨の中を並ばなければな…
帰りのきららは先頭車両に殆ど人が乗っていなかったので、今度は窓側向きの席を取ることにする。後から乗ってきた人達も我々を観て次第に後方車両から移ってきていた。 発車してすぐに山側の斜面に何やら白っぽい棒のようなものがいっぱい立っているのを見つ…
くらま線終点の鞍馬のひとつ手前、貴船口で前の席の中国人カップル等は降りて行った。貴船神社から山を越えて鞍馬まで向かうのだろう。我々は8年前に逆の鞍馬から山を越えて貴船神社へ降りるコースを辿っているので、今回は叡電そのものを楽しむことにして…
叡電キララが京都精華大前を出ると、次の二軒茶屋から二ノ瀬までの2区間がもみじのトンネルと呼ばれている叡電くらま線の名所地区だ。 葵祭の5月は若葉が芽吹いて緑のトンネルとなる。ガラスの天窓の上にも線路に覆い被さるように生えている紅葉の緑が目に…
(出町柳 発車前) 出町柳駅で出発を待っている頃、発車間際に背の高い奇抜な格好の若い女性が乗ってきたのに気づいた。黒一色のホットパンツで肩口の袖にも隙間のある露出の多い格好だった。その後途中駅でも派手な服装や金髪、紫色の髪など目立つ格好の若…
展望車両きららが修学院という駅に近づいてくると、右側に分岐線路が出て来て大きな車庫のようなところに幾つかの叡電の車両が停車しているのが見えて来た。観光車両のきららやひえいは既に観ていたので、極普通の叡電の車両が却って新鮮に見えた。修学院へ…
展望車両のキララに乗って出発を待っていると反対側のホームにもう一種類の観光車両のひえいが入ってきた。こちらは楕円形をモチーフにしたレトロな雰囲気の車両で運転席の真正面はモスグリーンの地に映える金色の楕円形の飾りが美しい。窓も飛行機や潜水艦…
出口柳の駅に着いてさっと地上にあがると叡山鉄道の駅舎に入る。ちょうどラーメン切符の販売が始まろうとする時間だったらしく、受付の前に並ぶと2番手だった。切符取得にはスマホでQRコードを読み取って予約番号を入力しなくてはならないので一番手の人…
妻を京阪五条の駅構内に残してホテルに戻ることにしたのが9:50。約10分でホテルまで戻り妻のキャリーケースから予約券を捜し出してトンボ返りで京阪駅へ再度向かう。 全体で30分弱のロスで済んだ。京阪は事故か何かの影響で10分程度の遅れが出ていた。途…
進々堂のパンでさっと朝食を済ませ9時半にはホテルを出発する。この日は叡山鉄道でやっているラーメン切符というのを楽しもうということになっていた。これは叡山鉄道の一日フリー乗車券と沿線途中の一乗寺駅周辺の提携ラーメン店のお薦めラーメン一杯分が…
京都二日目は6時少し前に起きたが外は時々雨が降っていた。この日は葵祭が予定されていたのだが、早々に延期が発表されていた。 朝風呂をサウナを含めて浴びてきてから朝食用に進々堂のパンを買いに出ることにする。当初は京都駅前の店に行くつもりだったの…
馬野郎のコースは途中、馬肉のローストや馬肉コロッケなどを挟んで後半は焼肉の盛り合わせになる。 妻は最初はビールを呑んでいたが、途中で残波という名の沖縄の泡盛があることが分り前から呑んでみたかったというので専らその酒を呑んでいた。ザンパという…
木屋町通りの馬肉料理店・馬野郎は人気の店で混むことが判っていたのでほぼ開店と同時ぐらいに入る。最初はまだ空席も見られたがどんどん混んできてすぐに席が埋まってゆく。 5400円の飲み放題付きのコースに600円で馬刺し盛を追加する。突き出しはもつ煮の…