銀行に口座を作らせに行った息子は道に迷ったらしく２時間も掛かってやっと帰ってきた。瓦斯屋の開栓立会いもなかなか来なくて散々待たされ、そろそろ暗くなり始めた頃、慌てて照明器具とガス台を買いに下見をしておいた大潟スーパーへ出掛ける。何とか暗く…

アパート入居初日の午後は、まず息子に買ったばかりの自転車を使って銀行廻りをさせて新たに口座を作らせにいく。 その間暫くは戻ってこないだろうと踏んで、買物の下見を兼ねて近所をぶらついてみることにする。 北側に少しあるくと公園のような場所の先に…

不動産屋で鍵を貰ってアパートへ向かう途中、あさひという名前の自転車屋を見つける。自分の街にも全く同じ店があったので全国チェーンなんだと知って驚く。アパートに着いてからまずは自転車を買いにいくことにする。自分ならクロスバイクにするところだが…

マクドナルドを出ると歩いてネット仲介で契約書を取り交わした不動産屋 ＸＸエステートへ向かう。約束の10時丁度ぐらいだった。ちょっと待たされたが、実際の物件を扱っている不動産屋のＴ土地へ行ってくれと言われる。場所は知っていたし地図も持っていたの…

今回の旅行はアパートへの入居がメインなので朝、京都駅へ着いてまず不動産屋へ向かうことにする。その前に息子が大学へ顔を出しておきたいというのでアパート最寄りのバス停の少し手前で降りて交差点の角にあるマクドナルドへ入って待つことにする。朝一番…

３月２８日、金曜日。朝６時過ぎにひろしま往き新幹線ひかりに息子と乗込む。まだ仕事がある妻は一日遅れで来ることになっている。当初深夜バスを使うと言っていたが、３月末は需要が高いらしく切符は既に売り切れとの事で、私が個別に旅行代理店で妻用の新…

２０１３年末に続いて京都を旅したのは翌年の３月末だった。前年に契約を結んだ息子の一人暮らし用アパートへの入居の為だ。前の入居者の引越がなかなか済まなかった為、こちらの引越もぎりぎりの３月最後の金曜から月曜まで。三泊四日で宿を取ったのだが、…

８時過ぎまでレストランでゆっくりしてから新幹線口の改札から待合室に入る。帰りの便は２０：５３発、ひかり東京行。この時の旅から後、京都旅行の帰りはすっかりこの便が定番になる。 旅行会社から貰ったクーポン券を使って缶ビールを仕入れておく。帰りの…

最後の夕食を終えて再び伊勢丹の外に出る。もう外はすっかり暗くなっていて、食事前には点燈していなかった伊勢丹屋上から京都駅ＪＦの改札口に掛けての大階段にＬＥＤのイルミネーションが点灯されていた。人だかりもずっと多くなってきていた。 階段中央辺…

京都最後の夕飯は伊勢丹の最上階にあるレストラン街の蒸し物料理の店、葵茶屋で採ることにする。屋上に出る前に目星を付けておいた店だ。料理が運ばれるまでの間に息子にはホテルへ行って預けておいた荷物も取ってきて貰う。 葵茶屋の料理は数人分一緒に頼め…

５５１の肉まんで腹を満たした後、駅北側に移動してデパート伊勢丹に入る。屋上にあがって京都の夜景を愉しむ為だ。 屋上へと続く伊勢丹の外階段にはクリスマスツリーが飾られていた。お正月のしめ飾りに変わる直前ぐらいだった。 屋上から観る夜景は綺麗だ…

京都駅に着いたのは夕方５時過ぎだった。旅行中、駅構内を擦り抜ける際に何度か見て試してみたいと思っていた中華まんのスタンドの肉まんを食べてみようと提案する。店の名前は蓬莱と書いてあったり５５１とも書いてある。どちらが店の名前か不明だが、大阪…

金閣寺を出たのはもう薄暗くなり始めていた頃だった。この日はもう帰る日なので京都観光は終りにして京都駅のほうへ戻ることにする。妻は相当歩き疲れたようでバスを使うことを強硬に主張するので裏手の駐車場にあるバス乗り場に並ぶ。さすがに京都一の観光…

金閣に着いた頃なんとか雨も止んだ。入場料を払って金閣の前に出た時にちょうど雲が切れて夕陽が差し始め、金閣が燦然と輝きだした。しかも東の空には虹まで掛かっていた。物凄くいいタイミングだった。 私は京都の寺社の中で金閣寺が一番好きだ。小学生の頃…

竜安寺の建物の屋根についている一風変わった屋根瓦風の魔除けなどを写真に撮ってから金閣寺へ向かうきぬかけの路に戻る。同志社キャンパス前を通り過ぎながらだらだら坂を昇っていくと、再び雨が降り始める。リュックから折畳傘を出し、強めの風に逆らいな…

竜安寺で石庭の前でゆったりした後、折角なので広大な庭もぐるっと巡ってくることにする。竜安寺は建物も素晴らしいが外の庭も落ち着いた雰囲気があって気持ちいい。１２月になっていたが、まだ紅葉があちこちに見られた。背の高い西洋人の男と細い脚の可愛…

今日紹介する画像はちょっと毛色の変わったものだが、京都竜安寺の建物の中で撮られたものだ。当時からすると如何にも観光名所にさりげなく置かれて居そうな写真フィルム提供会社が設置した宣伝用ゴミ箱だ。サクラカラーあるいはサクラフィルムと言えば昭和…

無事何とか手術も終え、入院六日目にして何とか退院してきた。その間の件はいずれそのうち旅日記がひと通り片付いたところで記事にしてブログにあげたいと思っている。 それはさておき、旅日記は京都竜安寺へ戻る。有名な石庭以外に残っている境内の広大な池…

先々月の終りに旅行の為に二日ほど更新をお休みし、その直後入院となって五日ほど更新を休んでしまった。それがここに来て再度の入院をする必要が出来て明日から一週間ほど更新を休むことになる。 前回は点滴のみの入院で、ネットには繋げないものの更新記事…

仁和寺の次はお決まりの竜安寺に行ったのだが、竜安寺は石庭ばかりが強く印象に残っていて、それ以外の景色が思い浮かんで来ない。実際、写真も多く残っているのだが、どこまでが仁和寺で何処からが竜安寺なのかはっきりしない。改めて地図を捜してみてみる…

仁和寺はどこがどうと言う訳ではないのだが、私自身にとって京都の好きな神社仏閣の中ではかなり上位に入る。何故か境内に入ると落ち着くのだ。 仁和寺から金閣寺までの道のりも好きな散歩道のひとつになる。途中の道は車がブンブン走るし、登り坂できつい。…

仁和寺というと何故か「高名のきのぼりといひしをのこ・・・」という文章がすぐ浮かんでくる。吉田兼好の徒然草の一節だが、はて、なぜ仁和寺なのだろうと首を傾げてしまった。それで調べてみたら、仁和寺というのは別の一節で、「仁和寺にある法師、年寄る…

仁和寺御室の駅に降り立って篝という喫茶店を見つけて蕎麦もあるらしい事をみつけて昼食を採って行こうと提案したが、妻はもっといい店を捜そうと乗り気ではなかった。これを逃すともう店は無い気がしたので強行に言って入ることにする。しかしこれが正解で…

ついこの間の事だが、録画した深夜枠のドラマで｛恐怖新聞」というのを何気なく見ていた。ローカル線の電車内が映って何となく見覚えのある電車だなと思っていると、主人公の女性が降り立った駅を観てすぐ嵐電の仁和寺御室駅だと気づいた。確かに仁和寺の山…

昨日も書いたが嵐電には大学を卒業する年と、結婚直後の夫婦の旅の際にも使っているが、そのどちらもまず嵐山まで行って、その後、嵐山の嵯峨駅から北山方面行きに乗っている。２０１３年の時は嵐山までは行かず、嵐電が四条大宮の方へ行く路線と北山の方へ…

この旅行ではもうレンタサイクルは使わないことに決めていたので、東寺の後は電車を使うことにする。一旦、京都駅へ出てＪＲで四条大宮まで出て嵐電を使って北山を目指すことにする。 嵐電は大学を卒業する年の独り旅、結婚直後の子供が生まれる直前の妻との…