norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年盛夏 京都旅行 3

京都駅にはいつもの朝8時に到着する。まずはホテルに荷物を預けに行こうということになる。駅前のバスセンターで一日券を買うとそれまで1枚500円だった筈のものが600円に値上がりしている。それでも毎回現金で払うよりは安いので購入する。ホテル平…

2018年盛夏 京都旅行 2

この年、京都に出掛けたのは祇園祭、五山送り火などのイベントが終わって落ち着いた頃の8月26日。いつものように早朝の出発で、空にはまだ金星、火星、木星が輝いていた。冒頭の画像はイメージで自分で撮ったものだが月と火星と木星の合成写真。 いつもは…

2018年盛夏 京都旅行

次に京都に出掛けたのは2018年8月終り頃。2013年末に息子が京都独り暮らしが決まってアパート探しに出掛けてから数えて13回目の京都になる。平均年2回を超える。この間、京都の観光名所はかなり廻り尽くしているので、まだ行っていない所が大分…

2017年末 京都旅行 38

2017年末京都旅行の最後は、このところ定番になっている駅デパ地下の蓬莱551で夕食を採ることにする。伊勢丹の地下街はこの日も結構混んでいた。肉まんを買って帰る人もかなりの列を作っている。そんな中、蓬莱のイートインコーナーに席を取ってしま…

2017年末 京都旅行 37

出町柳で買物をした野菜などを息子に託し、妻とふたりでホームセンタへ向かう。アパートで洗濯物が散らかるのでパイプハンガー式の物干しを探そうということになったのだ。四つ折りで自在に形が変えられるものが見つかったのでそれを購入して息子のアパート…

2017年末 京都旅行 36

出町ろろろを出て桝形商店街へ正月のお節用の京野菜などを仕入れに行く。我々夫婦が八百屋や乾物屋を廻っている間、息子は豆大福で有名な店にさっと行って大福を仕入れてきた。商店街の入り口付近で何時も行列が出来ている店だ。 買物を終えて出町柳まで息子…

2017年末 京都旅行 35

9時にはチェックアウトを終え荷物を預けてホテルを出る。この日はもう観光はせず息子のアパートの片付けに充てる。エアコンや換気扇のフィルタなどを浸け置き洗いしていてお昼を予定していた出町ろろろという店に電話してみると11時半から12時半までの…

2017年末 京都旅行 34

翌日は年末27日で京都最終日だった。朝、起きて西側の大坂との間を隔てる山並みを見ると真っ白になっていた。階下の大風呂へ浸かりにいって部屋に戻ると雪が降り始めていて、東山の裾にある永観堂の多宝塔などが白くけぶって見えていた。

2017年末 京都旅行 33

最初はそれぞれ別の酒を頼んでいたが、私が日本酒を呑み始めると皆それに倣う。 焼肉セットが来たところで女店員が肉の説明と焼きに来てくれる。皿には馬肉の種類ごとに札が付いていて、部位が判るようになっている。 馬野郎を出て夫々アパートとホテルへ戻…

2017年末 京都旅行 32

この日の夕食は先斗町の馬野郎を予約していた。時間があったので、先にバスで四条河原町まで行って錦市場でへしこを買っておく。その後先斗町に戻ったのだが、行き過ぎてしまったらしく木屋町通りを戻ると四条の入り口近くで店が見つかる。 私はワイン、妻は…

2017年末 京都旅行 31

高雄からの帰りのバスは終点の四条烏丸まで行くことにする。ここはいつも京都駅行きのバスで通り過ぎるだけだが、この場所で降りるのは初めてだった。 交差点を挟んで旧三井銀行と旧三菱銀行のビルがお互い古い時代のビルの名残りをのこしながら新ビルになっ…

2017年末 京都旅行 30

自動車道路になっている裏道を歩いて高雄の山を下りて行く。川沿いの道まで降りたところで裏道は防災用の道路であることが判った。 川沿いの道をバス停に向けて歩いて行くと、途中に吊り橋があってその向こうにもみじ家別館という古民家風のレストランがある…

2017年末 京都旅行 29

最後に一番奥の地蔵院というところまで行ってみる。すぐ隣に茶屋があってからわけ投げというのをやっている。高校の修学旅行の際にも来たのだが、地蔵院の建っている崖から陶器製の小さなお皿のようなものを投げ、なんとかだとなんとかになるというような願…

2017年末 京都旅行 28

高雄の神護寺は和気清麻呂にゆかりのある寺院だ。墓もあるようだ。和気清麻呂の名前は高校の日本史で頭に叩き込まれたのだが、名前はすらっとすぐ出てくるのに何をした人かはさっぱり頭に入っていない。 神護寺の一番の見どころは毘沙門堂、五大堂がある境内…

2017年末 京都旅行 27

山を登り始める前にまずトイレに行っておこうとトイレを捜して川沿いの道をゆく。ほぼ同時にバスを降りた女性もトイレを捜している風で、先に立って歩いていたが、張られたロープを潜って川岸のほうへ降りて行く。我々はそこを通り過ぎてまっすぐゆくと無事…

2017年末 京都旅行 26

高雄は均一料金外になるのでどういう料金システムなのか不安で取りあえず乗込む際に整理券を取っておく。高雄までは1時間弱ぐらいだった。途中でトンネルで行き来する丘の上の不思議な建物をみつけ、新興宗教の施設ではないかと思ったが、帰りにゴミ処理場…

2017年末 京都旅行 25

バスを太秦映画村で降りると高雄へ向かう8番線との立体交差を大分過ぎてしまっていた。戻りながら途中の花屋で高雄行きのバス停の場所を訊くと、立体交差を降りた所だが近道があるという。教えて貰った細い路地を進むと目印の病院が見えてくる。出た所は病…

2017年末 京都旅行 24

ホテルでまずどうやって高雄まで行くか検討する。高校の修学旅行では大型バスで神護寺前の駐車場まで連れていかれた筈だ。大学最後の冬休みの時は自力で行った筈だが、全く記憶に無い。駅前から直通バスというのはないので、地下鉄で四条烏丸まで行って、そ…

2017年末 京都旅行 23

昨日の記事で高雄の字を高尾と書き間違えていた。高雄の神護寺へ行くのは三度目の事になる。最初は高校の修学旅行の時で、殆ど記憶には無い。しかし若い頃には何か心に残るものがあったらしく大学を卒業して会社生活が始まる前の冬休みに独り旅で京都に来た…

2017年末 京都旅行 22

三日目の朝は7時過ぎに起きる。窓のカーテンを開けると真正面に青龍殿を頂きに据えた東山の峰の稜線が朝ぼらけの空にくっきりと映えている。 前夜ホテルの前のスーパーで買っておいたお粥と稲荷鮨を分け合って朝食にする。 この日は私の好きな所でいいとい…

2017年末 京都旅行 21

今頃になって気づいたのだが、居酒屋ますたけで饗される日本酒が竹の筒で出てくるのは、店の名前「ますたけ」にちなんでいるようだ。つまり酒桝が竹で出来ているという訳だ。 突き出しはつぶ貝などの盛合せ、続いてお造り、ゆば、鶏の焼き物、鯨のベーコン、…

2017年末 京都旅行 20

この日の夕飯は熊野神社のすぐ傍にある居酒屋ますたけを予約した。ホテルからは丸太町通り一本で行ける場所だ。息子とは店で待合せる。 この店は地酒が売りのようで、手書きの地酒メニューがある。 大きな竹筒で出来たお銚子というのか器で日本酒を出してく…

2017年末 京都旅行 19

北野天神の市で漬物を買ってしまい、まだ旅行日程があるので帰りまで息子のアパートの冷蔵庫で預かって貰うことにする。アパートの最寄のバス停からホテルに戻るのにバス停に居た男性に岡崎神社の方へ行くというと、こっちが近道だと教えてくれる。そして「…

2017年末 京都旅行 18

小料理屋小きみを出て暫く上七軒界隈を歩く。石畳の道の両側に京町屋がひっそりと建っている。 北野天満宮まで戻ると、神楽殿のようなところで巫女さんが氏子のような人たちにお祓いをしていた。その脇を更に進んで平野神社までがらくた市をひやかしながら歩…

2017年末 京都旅行 17

小料理屋小きみは上七軒にあると聞いていたので、バスで行くのかと思っていたら北野天満宮から歩いていける距離だと判る。舞妓、芸妓の居る置き屋が並ぶ昔ながらの町屋の界隈にその店はあった。カウンタのみで10人も入ればいっぱいという小ぶりの店内に7…

2017年末 京都旅行 16

ホテル前のスーパーで仕入れたカップ麺で朝食にした後、10時過ぎにホテルを出る。この日は大徳寺と北野天満宮で買出しをする。今出川通りで京都市内を横切り北野白梅町まで行き大徳寺方面行きに乗り換える。北野天神などが25日で終い市なのでバスは増発便…

2017年末 京都旅行 15

居酒屋、和喜を出てホテルに戻ったのはもう10時を過ぎていた。早速チェックインすると最上階7階の南向きの部屋だった。部屋に入った時は真っ暗だったが、翌朝窓を開けると東山から夜明けの空が赤く染まっていた。 部屋の真正面の山の上に青龍殿の檜造りの舞…

2017年末 京都旅行 14

和喜(やわらぎ) おしながき 居酒屋、和喜(やわらぎ)の料理はもう説明の要らないくらい素晴らしいものだった。壁にあるおしながきでピンと来たものを頼むのだが、どれも絶品だった。 (突き出し) (お造り) (たき物) (焼き物) (河豚 てんぷら) 妻…

2017年末 京都旅行 13

叡電一乗寺の停留所からすぐの居酒屋、和喜(やわらぎ)は二代目らしい若い大将と母親らしき女将の二人だけでやっている店で、こじんまりとした常連ばかりの店のようだった。壁に貼られたお品書きを見るだけで美味しそうなものが出てきそうな予感がする。ま…