2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
藤堂の昼食では三人で日本酒を六合空けてからいい気持ちになって店を出る。午後は息子が使う日用品を一緒に選んでアパートまで運んでからホテルを目指すことにする。この時のホテルはベッセルホテルカンパーナ京都五条というところ。比較的新しく綺麗なホテ…
2023年の京都旅行はまず5月の半ば、ゴールデンウィークが終わって落ち着いた頃、葵祭を狙って出掛けることにした。 何時も通りに朝8時に京都駅に着く。この時のホテルは五条なので何時もは先にホテルに荷物を預けに行くのだが、中途半端な位置にあるの…
水族館を出て駅に向かおうとすると梅小路公園の入口付近で土砂降りになり、一時土産物店の軒下に雨宿りするが地面で跳ね返った水滴でズボンが濡れるほどだった。 何とか京都駅まで戻って時間調整にスカイウォークの下にある駅ピアノを聴きに行くが、一曲だけ…
京都水族館の圧巻は何と言ってもクラゲだろう。青や赤の光でライトアップされた水槽の中を優雅に泳ぐ様は幻想的で、幾ら見ていても見厭きない。 最後にペンギンの餌遣りショーまで観てから帰ることにする。 出口に向かう坂の途中にはお土産用のクラゲを模っ…
昼食後、エミオン一階の土産物ショップを少し冷やかしてから駅前のアーケードのような所を通って駅へ戻りいよいよ水族館へと向かう。 入口を入ってすぐ、巨大な円筒の柱のような水槽をアザラシが何度も上下に泳いで顔を覗かせて見物客たちを出迎えていた。 …
京都旅行三日目は天気が良く成れば比叡山に登りたいと思っていたのだが朝から降っていた雨はどんどん激しくなり諦めてこの日は初めての京都水族館に行ってみることにする。 朝食を進々堂のパンを買ってきてホテルの部屋で採ってからチェックアウトタイムぎり…
茹で蟹に続いて甲羅に入った蟹みそ、茶碗蒸しと続き、各個人毎に用意された網付きの七輪のようなもので焼きガニを愉しむ。 更に天婦羅が続き、最後に蟹を使った鮨となる。完全な蟹づくしだが様々な味が堪能出来て厭きることがない。 7時過ぎに北白川からバ…
京セラ美術館から徒歩で東大路まで出てバスで一旦ホテルに戻るが、息子と夕飯を採るのに5時の待合せだったのでゆっくりする間もなく再びバスで北白川へ向かう。 夕飯は京都での定番の店の一つであるかに道楽で採ることにした。かに道楽は三条店と北白川店が…
京セラ美術館ではこの時、幻想の系譜という版画展とシュールレアリスム関連の展示が行われていた。京都バスの一日券を提示することで割引があり620円で入れたので暫く鑑賞してゆくことにした。
寺町通のキムラでお昼を採った後、息子とは一旦別れ我々夫婦は岡崎公園の京都市美術館へ向かう。2年程前に長年行ってきた改修工事が終わり、京セラが命名権を得て京セラ美術館という名前に変わって一度行きたいとずっと思っていたのをやっと果たせたのだっ…
すき焼き屋キムラの2F座敷席の奥には、最近ではもう滅多に見掛けないビールやサイダーなどを冷やす冷蔵庫がある。駄菓子屋などでよくアイスクリームなどを容れておくタイプだ。そのすぐ脇にはこれも最近見かけなくなったピンクの公衆電話があった。ビール…
午前中いっぱいかけて七条新地跡から五条通の手前まで散策したところで一旦ホテルに戻り、掃除の終わった部屋でシャワーを浴びてから出直すことにする。 昼は息子と合流して寺町通のすきやき屋キムラで採ることにしていたのでバスで三条河原町まで出ることに…
高瀬川沿いでは興味深い店を見つける。そのひとつは冒頭の松井天狗堂だ。看板にもあるように手刷りカルタ製造をしている店らしい。京都と言えば花札製造で始まったという今や世界的なゲーム機で有名となった任天堂の発祥の地だ。これも花柳界とか赤線地区で…
七条から五条に掛けての高瀬川沿いは古い町家造りの家が続いている。町家造りの正確な定義は分からないが、家と家の間の細い路地が奥深くまで続いていて家屋の一部のようになっている。 XX路地というように名前がついていて門があったり雨除けの専用の屋根…
旅館福屋があった場所から高瀬川沿いを更に北に進む。この通りは木屋町通りになっていて、三条から四条にかけてのお茶屋の通りとはまたちょっと異なったしっとりとした古い京都の街並みが続いていて緑も多い。 七条通りを越える場所は七条橋という古い石造り…
昨日に続いて七条新地と呼ばれていた地区の空き地を歩いてみる。どこも昨日、今日家屋が取り払われて更地になった感じではなく、雑草の生え具合からしても空き地になってからの年数はかなり経っていることが想像される。 そんな空き地の中にぽつんと旅館が残…
三ツ梅稲荷大神から更に北に進むと、更に雰囲気の違う細い路地に出る。あちこちに更地になった空地があるのだが、その合い間にぽつんと古そうな店が残っている。文字通り残っているので、昔はこの手の店がずらっと並んでいたのだろうと想像される。 あかしや…
須原通を更に北に進むと大きなアパートの前に朱に塗られた社がある。三ツ梅稲荷大神という神社の一種らしい。後ろのアパートは崇仁市営アパートだ。崇仁地区は古くから被差別民の居住地だったそうでこの巨大なアパートもそんなことと関係あるのかもしれない。…
柳原銀行記念資料館辺りから今度は須原通や高瀬川沿いを北方向に歩いていく。この辺も崇仁地区というのか七条新地というのかよく分からないが、古い家並みがどんどん壊されて新しい街に作り変えられている途上にあるのがよく分かる。 おそらくは同じ形、高さ…
京都市立美大や美術工芸高校の建設現場から更に先に進むと交差点の端にちょっと変わった真四角な建物を見つける。塩小路交番だ。モダンなようでレトロな雰囲気もある、これまで観たことのないようなスタイルの交番だ。 そこから南の方向に進むと柳原銀行記念…
2022年夏の京都旅行ではこれまで歩いたことのなかった京都の古い赤線地区であったとされる五条楽園とか七条新地と呼ばれた地区を歩いてみようということにしていた。京都の古い時代の風情・情緒のある建物が残っていて、それらが次第に再開発で無くなり…
京都二日目。明け方ホテルの窓から外を見ると前の晩はよく見えなかった京都駅の在来線などが朝陽の中によく見渡せることが判る。 最初の朝食は朝ラーメンにしようということになってネットの検索で評判のいいラーメン屋「第一旭」という店を見つける。京都駅…
居酒屋樽八に行く前に散歩で寄った下鴨神社の写真がひょんなところから出て来たので時間的にはあとさきになるが紹介しておく。本殿奥の東側に御手洗川(みたらしがわ)が流れていてその上流を御手洗池というらしい。 うろ覚えだが年に一度この水に裸足で浸か…
夜7時にお開きにして息子と別れて京都駅前のホテルに戻る。今回のホテルは京都駅北口の東側にあるセンチュリーホテルだった。 ホテル一階のラウンジはヨーロッパの高級ホテルを思わせるような天井の高い吹き抜けの場所でくつろげるソファと図書館のような低…
散歩から一旦息子のアパートに戻って去年引っ越してきた時に買ってやった肘掛リクライニングチェアがギイギイ音がするようになったというので分解させて潤滑剤の抽入方法を指導する。それから御厨橋を越えて下加茂神社の境内から糺の森を散歩して夕飯を採る…
藤堂で昼食を終えた後、腹ごなしに店の前を通っている白川疎水という水路に沿って少し散歩をすることにした。 鳥居を見つけてちょっと入ってみることにした。石の碑に加茂波爾神社と書いてある。かもはにと読むらしい。奥に謂われを書いた立て札が立っている…
小料理屋、藤堂の食材は決してそれほど贅沢なものではない。それでも包丁の切り込みひとつをとっても凝っていて、それが味にも現れている。 料理だけでなく器にも気が使われていて、美しいものが揃っている。おちょこ、ぐい呑みも日本酒を一合ずつ頼むたびに…
一日旅が昨年末まで来てしまったので今日からは京都旅行に戻ることにする。京都旅行は2022年の春まで記している。コロナ禍でなかなか京都へも行きにくかったのをこの年から徐々にまた増やすことにしたのだった。 ちょうど一年前に息子が引越をしてまだ生…