2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
弁当を食べているとスーパーひたちは千住大橋を越えて北千住あたりを通り過ぎるが、雪はまだ降り続いていた。 電車が茨城に入ると車窓の景色はぐっと田舎っぽくなってくる。建物がまったく見当たらない中にススキの野原とその奥の森に雪が吹雪いているのが見…
スーパーひたちが上野駅を出発してすぐに車内は駅弁タイムになる。私も上野駅構内の駅弁屋で買ってきた「あわびうに飯」というのを開くことにする。 この頃の東北地方の製品はお決まりのように復興支援の「がんばろう東北」の文字が記されている。
(早朝の新宿駅) 2月の最終日、茨城の勝田という所へ行く出張が入る。4年前の同じ頃にも同じ勝田への出張があったのだが、その日は途中から雪が降り始めその日に帰れずに一泊することになったのだが、この日は朝から既に雪になっていた。 小田急線からJ…
2月の最終週の週末、前年にも梅見に出掛けた妙純寺に行ってみることにした。妻も誘ってみたのだが天気が悪かったので見送ると言い、この年は一人でしかも前年は自転車を使ったのだが全部徒歩でいくことにする。 前年はほぼ同じ時期の筈だが満開だったものが…
吾妻山公園山頂からなだらかに下っていく芝生の緩斜面の先に子供用のローラーコースターがあり、その脇に降りていく路があるので今回はこの路で帰ることにする。 階段を降り切って小学校の脇を抜けると農協の施設らしき建物でやっている物産展に入ってみる。…
吾妻山の山頂に出るとかなりの人出があることが分かる。残念ながら去年と比べて天気が少しよくない為富士山や箱根外輪山などは雲にけぶっていて見晴らしは必ずしもいいとは言えない。 西のほうに電車からも見えた黒い煙が立ち上っていたのが、かなり薄くなっ…
12時過ぎに小田原丼の店を出て東海道線のホームに出る。既にホームに入っていた各駅停車の車両に乗り込むが、後から快速が来て先に出るようだった。吾妻山公園のある二宮には停まらないようなので快速は見送る。 吾妻山公園は前年に続き二度目になるが、駅…
小田原に着いたところで11時半ぐらいで中途半端な時間になるので先に食べて行こうということになる。ちょうど少し前に小田原で小田原丼と称する海鮮丼が人気になっているというニュースを見ていたので、駅構内にある観光センターで小田原丼のパンフレット…
1月最終の週末の土曜日、それまで天気が悪くて延び延びになっていた二宮の吾妻山公園に菜の花を見に出掛けることにした。 朝、出る前に突き上げるような感じでぐらっときた。慌てて玄関のドアを開けて何時でも出れるようにするが、揺れは長くは続かなかった…
2012年になって1月の終わり頃、群馬の工場への出張が入った。天気予報で雪の可能性があるというので心配しながら車で向かったのだが、その日は結局雨で特に問題なかった。しかし会社の宿泊施設に泊まって翌朝テレビでニュースを観ると東京はかなりの積…
300段ぐらいあったと思うが、階段を昇り切るとやがて大山ケーブル駅に到着する。ケーブルカーを使うと大山下社まで15分程度で行けるのだが、乗車券は決して安くはないので今回はここで引き返すことにした。 ケーブル駅周辺の紅葉はちょうど盛りを迎えて…
良弁滝という場所に繋がる朱色の橋を過ぎるとやがてバスの終点のロータリーに出る。ここから少し登るとこま街道という土産物屋がずっと続く通りに出る。こま街道はあちこちに階段が少しずつあって、今何段目か数えられるようになっている。 大山には小学生の…
大山は清流でも有名らしく、参道の路沿いに鈴川という川が流れているが、いかにも水が綺麗そうだ。途中には愛宕滝という名の滝が落ちている。 この水を利用して作る大山豆腐というブランドの豆腐も有名だ。参道沿いには製造販売をしている豆腐屋が幾つもある…
古い木造の森林組合の建物を過ぎると細い旧道と広い新道の合流点に出る。ここから少し登ると国定公園のゲートがあって、この辺りから宿屋、土産物屋、豆腐店などがあちこちに見られるようになる。 橋や階段などが大山講の寄進で作られていて、その石碑があち…
散歩の際に大山の稜線が綺麗だったのと、そろそろ紅葉が綺麗になったらしいというので、大山の登山口までの参道を散歩してみようということになる。 久々に妻の運転で大山街道を登り、登山口の少し手前から歩き始める。大山の山頂付近には少し冠雪が見られた…
12月の初めにとても天気がいい日になったので近隣の散歩に出てみる。普段普通に緑の葉が茂っている大きな樹だと思っていたのが、真っ赤に紅葉していて驚いた。 薄の原っぱも如何にも秋が深まったという風情で風に揺らいでいた。 空気が済み切っているせい…
12月に入って再び東京出張があり、帰りのロマンスカーを予約で取ったらまた最前車の展望席だった。この時は4列目ぐらいではあったが充分展望のパノラマは楽しめた。しかしこの時は偶々だが鶴巻温泉付近で電車が鹿にぶつかるという事故があったらしく、ダ…
2011年は何かと東京出張の多い年だった。殆どの場合、往き帰りには特急ロマンスカーを使う。しかし出張は会議の時間が押したりするので予約していても間に合わないこともある。11月中の出張では帰りに予約していた便には間に合わないかと思っていたら…
食事を終えて再び日展会場に戻り、妻と別れてそれぞれのペースで見始める。毎年作品を出品しておられる木原という画家の作品がこの年も出ていたが若干画風が変わったように見えた。 妻からのメールでビデオ解説を観ているというので合流する。最後に二人で感…
午前中に一通り洋画と日本画を見終えたところで妻からメールの着信があり一旦食事をしに出ようということになる。妻が事前に調べておいたという六本木の駅から1分というベトナム料理の店・シクロを目指すことにする。しかし幾ら探しても見当たらない。諦め…
11月第2週の週末は六本木の新国立美術館に日展を観に行くことにした。妻は只になる招待券を持っていたが1枚しかないので、私の方は日展のサイトから割引券を印刷して200円引きにして貰うことにした。そのせいで時間が厳しくなり朝食を採っている暇が…
昔懐かしい通学路を抜けて大学キャンパスに入ると、昔には無かった風景が見える。その一つが東京スカイツリーが見えることだ。この坂を降りていった所に霊安室があったのを思い出す。 すぐ傍にこれも懐かしい風景の運動グランドがあり上がってみると土埃りが…
私が通学路にしていた裏通りには時代から取り残されたような家や店が残っていた。冒頭の写真の店も元はパン屋だったようだが、自動販売機が埋め込まれたような不思議な建物だ。半分隠された看板には屋号が「ゴジラ屋」だったようにも見えるがはっきりしない…
御茶ノ水界隈に出たついでに、昔懐かしい通学路を歩いてみることにする。通学路といっても私が勝手に通学に使っていただけで車通りが割と少ない只の裏通りだ。医学関連の施設が近くに多くあるせいか、普通ではあまり見かけない「理化学」という文字の入った…
御茶ノ水橋に立って北方向を見上げると東京医科歯科大学と順天堂大学のビルが並んで聳えているのが見える。医学の専門大学が並んで、しかも大きなビルで競うように隣り合っているのがいつも不思議に感じる。順天堂のビルを見る度に思い出すのは2000年代…
11月になって同窓会があって御茶ノ水に出る。この界隈は人生の端々で馴染みのある界隈だ。一番古くは高校生の頃の模試でよく来た場所だ。 御茶ノ水口から聖橋口への線路沿いの細い路地にロシアの宮殿を思わせるような奇妙な形のドームの付いた建物がある。…
ぐるっと皇居界隈を散策して最後は和田倉門の守衛所の前を通って東京駅のほうへ戻って来る。ちょうど東京駅は昔の丸ドームの形へのリニューアルの真っ最中で防護シートに囲われた中に両サイドのドーム部分は既に出来上がっているらしく天井部分だけはみ出し…
桔梗門の方に向かって少し進むと、いかにもお堀端で江戸城跡という風情の場所に出る。江戸城で城らしい風景が残っているのはこの一角ぐらいだろう。 お堀から外側の方を見ると外堀通りというのか丸の内のビル街が見渡せる。その中に紫色の煉瓦造りの建物がビ…