norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

箱根湯本 おん宿章八 3

箱根登山鉄道の強羅までの道は懐かしい風景に溢れてはいたが、強羅で特に何を観るという計画でもなく、その日のうちに箱根湯本の宿に早目にチェックインしたかったので、殆どタッチアンドゴーみたいな感じで強羅から箱根湯本に向けて戻ることになる。 箱根登…

箱根湯本 おん宿章八 2

箱根登山鉄道は子供の頃には親に連れられて何度か利用したことがあるが、自分が成人に近い歳になってからは箱根と言えば車で行くのが当たり前になっていて、随分暫くぶりの利用だった。 家を昼前に出たので箱根登山鉄道に乗る前に箱根湯本の駅で箱根そばでも…

箱根湯本 おん宿章八

箱根のマイヨクール祥月に泊った翌年の年末旅行はやはり同じ箱根湯本で、妻にインターネットで取って貰った宿は前年のマイヨクール祥月にもかなり近い早川沿いの斜面に建つ、おん宿章八という旅館だった。 この年の年末旅行は珍しく、というか初めての電車旅…

箱根湯本 マイヨクール祥月 9

箱根湯本の年末旅行の最後は小田原早川漁港のおさかなセンタに寄って帰ることにする。ここは数年ぶりで、はっきりと記憶になかったので、ナビを見ながら行ったのだが、道を一本通り過ごしてしまいUターンをしてやっと辿り着いた。鯵の干物6枚350円と肝つ…

箱根湯本 マイヨクール祥月 8

夜半に雨が降り始めていたようだった。朝一番に外風呂に行くと半分くらいに雨が落ちている。食事処へ一番乗りで朝食に出る。特に豪勢なものは無い代わりに趣向を凝らしたおかずの品々だった。その後は部屋の窓の障子を目一杯開け放って、霧に隠れたい晴れた…

箱根湯本 マイヨクール祥月 7

夕食の後は部屋に戻って暮れなずむ箱根の温泉街と山並みを観ながら持ち込んだ酒を飲むことにする。部屋付きの総檜風呂も折角なので入ってみる。温泉ではないようなのだが、新しい檜の香りが心を落ち着かせる。

箱根湯本 マイヨクール 6

風呂からあがって部屋へ戻って暫くして妻も帰ってきた。夕食はレストランの和風懐石だった。給仕の格好などは洋風で、メニューも和洋混合という感じでオードブルは完全洋風。その後、お造りが出る。飲み物はワインのハーフボトルを頼む。料理はまあまあで、…

箱根湯本 マイヨクール祥月 5

マイヨクール祥月に着くと早速露天風呂のある大風呂へ向う.チェックイン可能時間の3時にちょっと遅れるぐらいで着いたのに、内湯には既に先客が一人だけ居たので、最初から外の露天風呂に入る。もみじが庭にある気持ちのいい露天風呂だった。サウナに入る頃…

箱根湯本 マイヨクール祥月 4

マイヨクール祥月で我々があてがわれた部屋は二間続きの和室だった。和室+洋室とか二間分を一部屋の大部屋にしたタイプとか色々ある中の和室二間続きというので、改装したばかりらしく清潔そうで感じがよかった。部屋と部屋の間は欄間付きの太い梁の鴨居が…

箱根湯本 マイヨクール祥月 3

二宮を過ぎてすぐに時々見える西湘道路を見ると、車は走っている様子で、陥没工事の箇所は大磯から二宮付近にかけての極僅かだったのかもしれなかった。小田原、湯本辺りの道路は渋滞もなく呆気ないほど空いていた。まだ金曜日だったせいなのだろう。三枚橋…

箱根湯本 マイヨクール祥月 2

この年、年末旅行で取った宿は箱根湯本のマイヨクール祥月というホテルだ。箱根や伊豆へ行く際の定番コースは小田原厚木道路を大磯で降りて、一般道を少し走って国道1号の二宮から西湘バイパスに乗るというコースだ。この方が小田原厚木道路の終点周辺で渋…

箱根湯本 マイヨクール祥月

伊豆高原のペンションに泊ったのは夏の盛りだったが、その年の年末は夫婦だけで箱根に泊りにゆくことになる。 この年の年末は天中殺のような年で、12月に入ってまず私が愛車の軽トラを飛び出してきたスクーターにぶつけられ修理にだすことになる。その直後…

伊豆高原 サントロぺ 11

川奈の先で上手く海岸側へ降りる道を見つけられたが、目当てにしていた「海女の小屋」は11時前に着いてしまい、あまりに早かったのと、朝食が多くてまだお腹が空いていないので、そのまま伊東のほうへ向う。伊東で135号に合流し、北上したが、海岸沿い…

伊豆高原 サントロぺ 10

サントロぺ宿泊の二日目のコースは一碧湖のほうへ向って、20世紀美術館か湖の散策で1時間ほど過ごして富戸のほうへ戻って海岸沿いを走り、川奈の先の海岸べりの海女の小屋で海鮮の食事をして、伊東の先の宇佐美から伊豆スカイラインに入るコースを想定し…

伊豆高原 サントロぺ 9

城ケ崎海岸の散歩は朝早くとは言え、日差しが強く汗が噴き出た。帰りは伊豆高原駅のほうへ海岸沿いに向い、135号線を跨いでいく桜並木の道を通って別荘へ戻ったら、呆気なくねこの美術館へ着いてしまった。朝食の時間まで部屋の風呂を泡風呂にしてジャグ…

伊豆高原 サントロぺ 8

翌朝は目覚ましが鳴る5時半前に目が覚めた。窓の外も相当明るくなっていたようだった。用意して6時前には外に出て、車で海に向う。まだ地図と実際の地形の関係を把握していなくて、別荘入口の交差点から反対側に出てしまい、少し行ったところで違うと気づ…

伊豆高原 サントロぺ 7

夕食後は部屋についているジャグジーの内風呂を使ったのだが、夜もう一度外の露天風呂へ行く。ここは一旦建物の外に出なければならないのだが、温泉で身体がとても温まるので湯冷めすることがない。外から見るサントロぺの建物はシャンデリアが映えて幻想的…

伊豆高原 サントロぺ 6

サントロぺの夕食はもうはっきり記憶がないが、メニュー表が用意されていたことから事前にコースが決まっていたようだ。オードブルが鯛のカルパッチョ、魚料理がオマール風の伊勢海老、肉料理は牛ヒレステーキで、料理はまあまあいいほうだろう。ソースが若…

伊豆高原 サントロぺ 5

6時に夕食で、下のダイニングルームへ降りる。他に3組が来ていて、2組が男女のカップル、一組が女性だけのカップルで、我が家以外は意外なほど若く、婚前旅行かと思うような感じで、旅なれたようなのは我が家ぐらいだった。サービスにグラスワインが付く…

伊豆高原 サントロぺ 4

ウェルカム・デザートを食べた後、風呂に行くことにする。ここには中から海が見渡せるジャグジー付きの立派な内風呂もあるのだが、建物の外に一旦出なければならないものの、家族で独占出来る露天の温泉風呂がある。 宿泊客は四組しかないので問題ないのだろ…

伊豆高原 サントロぺ 3

<伊豆高原 サントロぺ 3> ペンション・サントロペは思ったより綺麗なところだった。到着したのはチェックイン時間の3時ちょっと前で、うちが一番だった。すぐに二階の部屋へ案内される。感じは2002年に泊まったパリのアンバース広場の二度目の部屋に…

伊豆高原 サントロぺ 2

今回の伊豆高原への旅には妻の通勤用のマーチを使う。二年前に単身赴任解除で自宅近くの勤務地になった際に、それまで旅行というとずっと使ってきた七人乗りの四輪駆動RV車を処分して軽トラックに乗り換えていたからだ。さすがに軽トラで旅行はきついので…

伊豆高原 サントロぺ

熱川温泉一泊旅行をした翌年は、いわゆる○○婚という年にあたる。お祝いは自宅で軽くブリュットを開けて乾杯したのみで、本番のお祝いは週末の伊豆高原での一泊旅行でということになる。 この時予約したのは、ディナー付の西洋風ペンションで、プチホテル・サ…

伊豆熱川温泉 おまけ

このブログ、旅日記を付けるにあたって、昔の日記を参照している。その中に今回はデジカメを持参したので・・・云々という記載があった。 最初は何気なく読み飛ばしていたのだが、よくよく考えると前回の四国旅行までは旅行と言えば必ず8mmビデオムービーカ…

伊豆熱川温泉 5

熱川温泉、臨泉閣にはチェックアウト時間ぎりぎりまでゆっくりしていた。朝の早いうちはずっと雨だったのだが、晴間は出ないにしろ雨は上がったので熱川を出る前にもう一度海岸を散策する。天気は良くないのに、海は妙に緑がかったエメラルド色で綺麗だった。…

伊豆熱川温泉 4

散歩の後、6時に頼んでいた夕食の前にもう一度風呂へ行こうということになって、二人別々に男湯、女湯に別れて行く。多分待たされると思ったがやはり待たされ、その間に夕食が運ばれてきてしまった。6時10分ぐらいになってやっと妻が戻ってきて、夕食に…

伊豆熱川温泉 3

ひとしきり飲んだところで、浴衣から着てきた服に着替え、散歩に出ることにする。少しだけ雨が降っていたので、車に傘を取りに寄る。最初にすぐ近くの源泉である弁天の湯というところを観にゆく。その後、熱川駅の土産物屋を覗く。本当はウィスキー用の氷を…

伊豆熱川温泉 2

ホテル臨泉閣に着いてすぐに風呂に入りに行く。貸し切りの家族風呂と露天風呂があるというので、従業員に予約が要るのか聞くと、鍵が付いているので空いてたらそれを掛けるだけだという。行ってみると家族風呂が空いていて、そのままそこから露天風呂に繋が…

伊豆熱川温泉

四国旅行をした翌々年、二回目となる単身赴任が決まって実際に赴任をする前に夫婦で温泉一泊旅行をしようということになる。行き先は妻がネット上から捜してきた熱川温泉、臨泉閣。熱川温泉というのは伊豆を旅行する際に何度も通過した場所だが、泊まるとい…

四国旅行 32 JAL羽田行き

帰りの便はエアバスのMD90で、ちょっと小さい。最近の飛行機にしては珍しいウィングレットが付いていないタイプだ。MD90は事故が多いというのを暫く前の新聞で観ていたのだが、敢えて妻には言わないことにする。夕方の早い便だったせいか、結構空いていて、…