norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

立待岬にて

函館からは函館本線を北上することにする。昨日は函館を出発して、五稜郭に再び戻り、その先の桔梗、大中山(おおなかやま)七飯(ななえ)と過ぎ、渡島大野(おしまおおの)の手前まで到達した。 函館ではまず最初に立待岬を訪ねている。何故そこを目指した…

函館の女(ひと)・・・

昨日は五稜郭を越え、いよいよ函館に到着した。 函館は北海道の街の中で一番印象に残っている場所だ。最初に北海道に上陸した地点だからかもしれない。誰でもそうかもしれないが、青函連絡船から岸壁に降り立った時に思わず(心の中でだが)口ずさんでしまっ…

新旧入れ替わり

昨日は上磯を越え、清川口、久根別、東久根別と過ぎて、七重浜まで到達した。都会である函館に近づくにつれ、駅間が俄かに詰まってきた。もう五稜郭まであと一歩というところだ。 五稜郭には学生時代の初めての北海道旅行の際に訪れている記憶がある。しかし…

トラピスト・バタークッキー

昨日は渡島当別から茂辺地を過ぎ、次の上磯との中間点辺りにやってきた。 カトリックの家に育ったせいか、子供の頃から馴染みのお菓子と言えばトラピスト・バタークッキーだった。おそらく知り合いの誰かが北海道旅行する度にお土産で頂いていたのだろう。家…

トラピスト修道院・・・樋口洋

昨日は泉沢から出て、釜谷を過ぎ、渡島当別(おしまとうべつ)という所まで来た。渡島当別というと、トラピスト修道院がある最寄駅だ。大学生の時の旅行でも松前へ向かったのは女友達に再会する為だが、この修道院に寄ってみたいこともあってレンタカーを借…

ここは何線・・・?

昨日は木古内を通過し、江差線で函館を目指す。駅としては札苅(さつかり)を越えて、泉沢までやってきた。 この辺りは路線が複雑で何度説明を読んでもすぐに分からなくなる。木古内までは海峡線で、木古内の先は江差線になるようだ。しかし江差線は最早江差…

まぼろしの知内駅

(嘗てあった知内駅 借り物) 昨日は16000歩超えで14kmを稼いだが、旧知内駅を越えただけで、次の木古内(きこない)まではまだ5kmほどある。 知内駅は何とも哀れな駅に思える。青函トンネルが開通し青函連絡船が無くなる。代わりに海峡線が開通…

松前から見た漁火

吉岡定点から15kmほどを過ぎ、旧知内駅(しりうちえき)があった所の5kmほど手前までやってきた。このあたりで海峡線は青函トンネルから地上に出る筈だ。 松前だが、女友達の母親が長万部からやってきたことで、女友達の下宿先に一泊泊めて貰えること…

江差線と松前線

昨日は旧吉岡海底駅である吉岡定年を通過し、いよいよ北海道内に入った。入ったといっても、まだ地下なので北海道上陸とは言えないかもしれない。北海道の函館より西側にあたるこの地方には嘗て一度だけ訪れたことがある。 大学生の時、北海道出身の女学生と…

イエローサブマリン

昨日は1万3千歩超え、距離にして11kmを稼いだが、まだ旧吉岡海底駅まで5kmほどある。完全に海の底である。 In the town where I was born lived a man who sailed to sea・・・ So we sailed out the sun till we found the sea of green ・・・・・ We all …

モコ・ビーバー・オリーブ 海の底でうたう唄

昨日は旧竜飛海底駅である竜飛海底定点を越え、旧吉岡海底駅である吉岡海底定点とのちょうど真ん中付近まで到達した。まさに海底直下である。 1969年にモコ・ビーバー・オリーブという女性三人組のグループが歌う「海の底でうたう唄」という曲がヒットし…

幻の津軽海峡大橋

昨日は12227歩、距離にして10kmを稼いだが、旧竜飛海底駅まではあと3kmほど残して達することが出来なかった。 関門海峡を越える際に関門橋と関門トンネルの歴史を勉強して、戦時中であった為に爆撃されることを恐れてわざとトンネルを先に開通させ、平…

矢野顕子とホーハイ節

昨日は11155歩、距離にして9.4kmを稼いだ。ふと気づくと一昨日は11153歩で2歩しか違わない。その前日は11126歩で29歩しか違ってなかった。歩いた場所も時間帯も異なるのにである。駅としては津軽今別を過ぎただけで、青函トンネルの入り口…

津軽線と海峡線

昨日は中小国から出発して次の津軽今別まであと3kmという所まできた。この辺りから駅間がかなり広がってくる。中小国から津軽今別まで13km、津軽今別から次の竜飛海底駅までも19kmほどある。と思っていたのだが、実は今年の3月で竜飛海底駅、次…

再び、吉里吉里人

昨日は瀬辺地というところを出て、次の蟹田というところから青森湾の海岸線を離れ、内陸部の中小国(なかおぐに)というところまで来た。 中小国駅は津軽線と海峡線の分岐点になる。ここは複雑なのだが、正確には中小国駅ではなく、中小国駅の先の新中小国信…

リンゴ

昨日は左堰(ひだりせき)から後潟(うしろがた)、中沢、蓬田(よもぎた)、郷沢(ごうさわ)と過ぎて瀬辺地(せへじ)というところまできた。この辺りも読みが難しい駅が多い。津軽半島を青森湾沿いに北上している。青函連絡船が通っていた頃だったら、車…

青森から

さて、昨日はいよいよ青森を出て、油川、津軽宮田、奥内と過ぎて左堰までやってきた。 9月の初めに上野から北海道へ向けての旅を、学生時代に辿った路線をなぞりながら北海道を目指すつもりだったのだが、青森から先の事は殆ど考えていなかった。大体が常磐…

津軽海峡冬景色

昨日は野内を出て、矢田前、小柳、東青森と過ぎ、いよいよ青森まで到達した。 最初の東北一人旅の時に、盛岡で一泊した後、急行を乗り継いで青森までやって来た。その時に初めて津軽海峡に面した波止場に停泊している青函連絡船を観たのだった。実際それに乗…

アイリーン・アドラー 本歌取り

昨日は西平内から出て、浅虫温泉を過ぎ、野内の一歩手前まで来た。 老ハイデルベルヒに関してはもう少し付け加えたい。老ハイデルベルヒはアルト・ハイデルベルクの本歌取りだという説がある。本歌取りは和歌の世界の用語で、昔の有名な歌の数句を用いて、オ…

老ハイデルベルヒ

昨日は狩場沢から清水川、小湊と経て西平内の先まで来た。 太宰治の作品の中に老ハイデルベルヒというのがある。勿論、というのは変だが、内容は記憶には無かった。しかし、この題名だけはよほどインパクトがあったらしく強烈に記憶していた。特に語尾のヒで…

太宰治・富岳百景

昨日は野辺地を出て一駅分、狩場沢までやってきた。 太宰治はどちらかと言えば好きなタイプの作家では無かった。考え方が陰気臭く、自堕落なところがあり、だらしない。性格的にはとても嫌いなタイプなのに、次から次へと読んでみたくさせる魅力は何なのだろ…

太宰治・・・

昨日は乙供から出発して千曳を過ぎ、野辺地のちょっと手前まで来た。下北半島の首根っこである。 青森に来たからには、太宰治について触れない訳にはゆかない。おそらく一人の作家で一番多くの数、作品を読んだ作家だと思う。しかし、意外と何を読んだか覚え…

イタコと瞽女

昨日は更に延ばして19千歩を超え、距離も19kmとなった。三沢から小川原、上北町と過ぎ、乙供まで到達した。 この辺りは下北半島の付け根にあたる。下北半島と言えば恐山があり、イタコの里だ。イタコというのは、死者の霊を取り継いで呼び出してくれる…

伝説の名勝負

昨日は14千歩を超え、距離も12kmを稼いだ。駅としては陸奥市川を出て下田、向山と過ぎ、三沢まで到達した。 甲子園高校野球では数々の伝説が生まれている。ちょっと憶えているものでも、1973年、作新学園・江川卓の痛恨のサヨナラ押し出しフォアボ…

林隆三を偲んで

昨日は八戸を出て、隣の陸奥市川というところまでやってきた。 矢野顕子については、もう少し触れておきたい。私がよく知っているのは比較的初期の活動である。10月17日の記事で、竹下景子が主演した夏の故郷とユーミンの主題歌、晩夏のことを書いたが、…

美(味)しい鯖缶

昨日は15、247歩、距離にして13kmを稼いだ。駅では諏訪ノ平を出て剣吉(つるぎよし)、苫米地(とまいち)、北高岩と過ぎて、いよいよ八戸へ到達する。ちなみに路線は二日前の目時から、それまでのいわて銀河鉄道だったのが、青い森鉄道に変わって…

帰り来ぬ舟は帰るやいなや(ふなまち唄)

昨日は三戸を過ぎ、諏訪ノ平の先まで到達した。 昨日は矢野顕子というより、読売ジャイアンツの話になってしまった。後で色々考えていて、二番ショート広岡という名前が浮かんできた。ピッチャーも小学生の時代は堀内よりも城ノ内の時代だったかもしれない。…

行け、柳田

昨日は斗米から金田一温泉、目時(めとき)と過ぎて三戸の一歩手前までやって来た。目時からはいよいよ青森県に入った。 青森と言えば、まずは太宰治と矢野顕子あたりだろうか。太宰治についてはおいおい触れるとして、まずは矢野顕子。生まれたのは東京都だ…

那智・チャコ パック

昨日は一戸から二戸を経て、斗米(とまい)という所まで来た。この辺りも全く土地勘がないので、再び昔の話。 最初の東北一人旅の時、秋田を出て最後に山形へ寄っている。もう宿泊はしないつもりの最終日だった。その時、訪れる最後の場所に選んだのは左沢(…

各駅停車の旅

昨日は小繋を出て、小鳥谷を過ぎ、一戸までやってきた。何とかのへというのは四戸を除いて一戸から九戸まであるそうだ。区画された地名に使われたものらしいが、青森県など出身の人名にも使われている。確か、JOLFニッポン放送に五戸アナという女子アナウン…