2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
戸定邸を一通り観終わったところで、別棟の歴史館と戸定邸園を観て廻ることにする。既に夕暮れ時で夕陽が沈むところを庭から見届ける。 夜になって娘婿殿が予約して席を取ってくれていた江戸川の花火大会の会場に妻と向かう。江戸川花火は小岩でも何度か見学…
戸定邸は明治中期に建設された家屋らしいのだが大正期を経て昭和中頃まで実際の生活に使われていたらしい。その為、家屋のあちこちに武家屋敷風の内装とはちょっと趣の異なる様式の場所も見られ興味を惹く。特に背の低い洗面台などはどうやって使っていたの…
この日、戸定邸内では一般の見学者の中で、着物の撮影会が行われていた。大掛かりなものではなく、振袖姿のモデルの娘さん一人にカメラマン一人、アシスタント一人と三人だけの小規模な撮影隊だった。個人の成人式用の撮影と思われなくもないが、親族のよう…
戸定邸は基本的に武家屋敷なのだが、江戸時代末期に作られたこともあるのか質素なところもあって、古民家と武家屋敷の中間ぐらいの風情に感じられた。 邸内には武家屋敷らしく七五三用の本格的な鎧兜も飾られていた。 障子の付いた丸窓は、茶の湯、禅といっ…
伊豆栄の鰻料理を堪能したところで上野不忍口から常磐線に乗って松戸へ向かう。途中北千住から荒川を越えた辺りで東京拘置所の星型の大きな建物が見え、ここを通る時は必ず観て内部を想像してしまう。 松戸に着いてまだ少し早い時間だったので、事前に調べて…
伊豆栄のコースは鰻店とは思えないような凝った造りのものだった。とにかく彩りが素晴らしく食欲をそそるもので、日本酒三本があっと言う間に空いてしまう。それでも最後の方に出て来るうなぎの重がそれまでの料理を忘れさせるような味だった。
鰻の老舗、伊豆栄は娘に予約して貰ったのだが、本店は別にもう一店舗上野駅寄りの方にあって不忍亭は別館らしかった。すぐに二階の不忍池が見渡せる座敷に案内される。 娘たちは少し遅れると連絡が入ったので、先に生ビールを頼んで喉を潤しておく。 結局娘…
2022年は新型コロナが最後の猛威を奮った年だったと思われる。この為、2020年、2021年と夏祭りや花火大会が自粛されたのが2022年は夏の盛りから秋へ祭りを移行する傾向があったようだ。娘が引っ越した松戸も夏に予定されていた江戸川花火大…
秦野教会は50年前に私の記憶にある聖堂とは変わっていた。50年前に訪ねた時には聖堂は新しいものが建てられたばかりだったように記憶しているが、現在はそれを更に建て替えて二階建てにして一階部分に聖堂、二階部分が司祭館になっているらしかった。 信…
家を出る前にだいたいの場所をグーグル地図から頭に入れて駅からそれらしい方向に向かって歩き出した。徒歩で教会に向かうのは初めての経験だ。 駅から5分ほど歩いたところで教会らしき十字架の付いた三角屋根の建物を見つけるが、これは目的地ではなくプロ…
高架になっている秦野駅のコンコースを抜けるとエスカレータで地上に降りる。駅前をまっすぐ北に向かって進むと大きな橋が架かった川に出る。橋の規模の割に水量は少なく、川の名前を見てはたと気づく。水無川だった。 水無川、秦野と聞いてすぐに思い出した…
10月の終わり頃、所用で秦野のカトリック教会を訪ねることになった。この教会は50年ほど前に何度か訪れたことがあるのだが、さすがに半世紀ほど経っているので教会の建物はおろか、街並みそのものが当時とは全然違う筈だった。しかもその当時は国道24…
旧古河庭園をぐるっと一通り巡ってからいよいよ古河邸洋館内を見学することにする。庭園の入場料は150円だったが、洋館内は2Fの建て増したらしい倉庫のような所で開催されていたジョサイヤ・コンドル展を含めて400円の別料金だった。但し2Fの和室…
ベトナム料理の店からぶらぶらと軽い昇り坂を10分程度歩いていくと旧古河庭園の入口に出た。旧古河庭園は東京散策でずっと前から行ってみたい候補にリストアップしていた場所だ。入ってすぐに重厚な石造りの旧古河邸の屋敷が目に入るが、まず庭園の方を散…
弥生美術館と竹久夢二美術館の両方を観終わったところで一旦南北線の東大前駅まで戻り、次の目的地の旧古河庭園を目指して駒込に向かう。駒込では旧古河庭園に行く前にネット検索で見つけたファミリーキッチンという名のベトナム料理店でお昼を採ることにす…
建物のあちこちや入場券などに弥生美術館というのと竹久夢二美術館という言葉が書かれていた。二つの呼び名があるのかと思ったのだが、一応建物は別になっているらしかった。しかしその二つは渡り廊下のようなもので繋がっていて、一つの建物を建て増しした…
弥生美術館の入口にラルク・アン・シエルよりと書かれた花輪が出ているのを見つける。展示中の「楠本まき展」宛に出されたものだった。どういう関係があるのかはよく分からない。京都の漫画ミュージアムからも花輪が届けられていた。 楠本まきは始めて観る画…
10月初め、東京の娘から弥生美術館を観に行かないかと誘われ妻と出掛けることにする。代々木上原から千代田線で根津に出るルートと新宿・四谷経由で南北線を使って東大前から行くルートがあるが後者を選択する。 南北線の東大前の駅は工学部や医学部などが…
8月終わり頃、クアーズテック秦野カルチャーホールというところで開催されるボサノバ歌手の小野リサのコンサートチケットを2枚貰ったので妻と出掛けていくことにする。会場は元は秦野市文化会館という名前だった筈で、今はやりの企業によるネーミングライ…
平成館の落語会会場を出たところで娘と合流し、一旦東博を出て昼を食べに行くことにする。以前、上野駅不忍口辺りから上野公園に上がるエレベータの途中の二階部分に和食屋があったのを思い出し行ってみると和食の竹園という店だった。私は刺身天婦羅定食に…
5月のサントリー美術館に続いて、7月終わり頃上野の東京国立博物館いわゆるトーハクが創立150年記念で常設展が無料で観れると松戸に棲む娘から誘われたので妻と出掛けることにした。 娘とはトーハクで落ち合うことにしたが、先に着いてしまいまずは本館…
鮨のみつ川での昼食を終えてヒルズ真下の庭でちょっと休憩する。娘は以前採寸していたスマホを入れるケースを作って持ってきてくれた。 その後、テレ朝のビルや毛利庭園のほうへ下って行く不思議な迷路のような螺旋階段を降りる。 テレビ朝日のギャラリーも…
12時過ぎにギャラリーを出て売店を少し覗いた後、妻は地下を通ることを主張したが娘が普段室内にずっと居るので陽に当たりたいというので外を歩いて六本木ヒルズへ向かう。 昼はウェスとガーデン5Fの鮨のみつ川を予約しておいた。娘のお薦めだったのだと…
2022年になってもなかなかコロナ禍の自粛ムードは収まらず、自由に出掛けることもままならない。しかしそんな中、5月の終わり頃になって六本木のサントリー美術館で北斎展をやっているというので松戸に棲む娘を誘って夫婦で観に行くことにする。 六本木…
中津川の河川敷を北上していったところに、昔は市街にあった郷土資料館が移転して新しく作り直されたと聞いていたので、捜してみることにした。地図でざっと大体の場所だけ頭に入れて後は勘で自転車を走らせた。 古い神社のようなところを通り過ぎて川のかな…
年末の冬至になって妻がボランティアで郊外の施設に慰問に行くことになり、器材があるので私が軽トラで送っていくことになった。 慰問は2時間程度あるとのことで、その間暇になるので一緒に荷台にロードバイクを積んでいってその界隈を走ってくることにした…
9月に入ったところでいよいよ河川沿いの散歩道に自生している胡桃の樹から実を収穫してみることにした。殆どは手が届かないところに生っているので軽トラに高枝鋏を積んでバケツ一杯分の胡桃の実を収穫してきた。 一週間ほど庭に放置して外側の青い被殻が朽…
6月に入って、やはり何時もの散歩道の河川沿いの空地に枇杷が生っているのを見つける。住宅街から一本道を隔てて何の区画も出来てないススキなどが群生している空地の端だ。自然に生えてくるとは思えないので何年も前に誰かが枇杷を食べた後、種を捨てたの…
5月の終わり頃、妻と何時もの散歩コースを歩いていて川沿いの堤の広場に小さな赤紫の実がいっぱい生っているのを発見する。公園というほど整備された場所ではなく雑草の一部に獣道程度の歩ける場所があるところで災害時避難所に指定されている場所だ。思い…
娘の新居で最後は缶ビールで引っ越し祝いの乾杯をしてから4時半頃帰途につくことにする。 帰りは北千住から小田急直通のロマンスカーに乗ってみることにしたので、北千住駅ビルで駅弁を買ってゆくことにした。当初崎陽軒の弁当にしようと思ったのだが既に全…