norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年末 京都旅行 12

修学院離宮を巡っている間に夕食を予定している一乗寺界隈の居酒屋を電話予約しておく。和喜と書いて「やわらぎ」と読む店でネット上ではかなりいい評判の店らしかった。 離宮を1時間ほど見学していたら閉館時間になってしまったようで、追い出されるように…

2017年末 京都旅行 11

隣雲亭からの眺望を楽しんだ後、疎水からの水の流れに沿って坂を下っていって浴龍池の周りを散策する。 かなり大きな池で人工のものらしいのだが、真ん中に中之島のようなものがある。そこへ渡る橋が湖面に映って美しい。 池の周りもかなり高い場所にあって…

2017年末 京都旅行 9

最初に巡った寿月観のあるところが修学院離宮では大きく三つに分けて下離宮と呼ばれる場所だったようだ。次の行ったのが中離宮と呼ばれる若干ゆるい坂を登った先にある場所で、ここには楽只軒(らくしけん)と客殿と呼ばれる建物が池と疎水を引いて来たよう…

2017年末 京都旅行 10

雨の中、客殿などを観た後、いよいよ少し急な坂を登って最後の上離宮である隣雲亭を目指す。 ここは浴龍池という池を見下ろす見晴らしのいい場所で、修学院離宮のクライマックスとも言える場所だ。雨で少し煙ぶってはいたが池だけでなく遠く京都の街並みまで…

2017年末 京都旅行 8

3時頃、ようやく門が開いて修学院離宮の敷地内に入る。ここはセキュリティの為か必ず案内人が付いて10名ほどのグループでしか廻る事が出来ない。廻るメンバーも記帳した上で入門証のようなものを渡されて首に掛けて廻ることになる。建屋にはそれぞれ門が…

2017年末 京都旅行 7

バスを修学院離宮道で降りる。ここはちょうど一年前に来たのだったが、バス停からどちらの方角だったか迷う。妻の記憶で歩き始めたのだが、逆方向だったようで、少し遠回りになってしまった。なんとか離宮の門の前までやってきたが、1時からのツアーが出て…

2017年末 京都旅行 6

息子とは蕎麦を一緒に食べただけで、一旦別れることにする。午後は前回入りそびれた修学院離宮へ行ってみようということになる。ここは本来事前予約が必要なのだが、空きがあれば当日でも見学出来るというので取り敢えず行ってみようという事になったのだ。 …

2017年末 京都旅行 5

(四条京阪出口 高島屋前) 昼は息子と合流して一緒に昼食を採ることにしていた。かに道楽がいいというので永観堂の中から朝一番で電話してみるが既に予約で満杯。息子と相談して以前に行ったことのある酒蔵玉乃光が直営でやっている居酒屋にしようというこ…

2017年末 京都旅行 4

永観堂の広大な敷地の庭を抜けて大玄関からいよいよ建物の中に入る。遠くに多宝塔が見え、建物も延々と続いているのが分かる。 建物と建物は微妙に湾曲した渡り廊下で繋がっている。 やがて永観堂で最も気に入った建造物に出くわす。臥龍廊という三次元的に…

2017年末 京都旅行 3

永観堂はホテルに偶々近いからというので出掛けたのだが、想像してたのより遥かに広く、見どころ満載だった。 その一つが浴室と書かれた建物。文字通りお風呂なのだろうが、今で言えばスチーム浴室、蒸し風呂だそうだ。京都で似たような浴室を何処かの僧坊で…

2017年末 京都旅行 2

駅の観光案内所でちょうどその時市内駅伝をやっているという。道路規制があるので心配したが、すんなり岡崎のホテルまでバスは運行されていた。 ホテルで荷物を預けて永観堂を見に行く。ホテルからすぐ近くなので歩いて行ける。 ここは紅葉の名所なのだが、…

2017年末 京都旅行

2017年、二回目の京都旅行は年末24日から3泊4日。前回と同じホテル平安の森京都ということになった。この時は日曜出発だったが、電車はいつもと同じダイヤで8時丁度に京都駅に着く。 朝日に京都タワーが輝いていて、その姿が対面する京都駅ビル、ホ…

2017年盛夏 京都旅行 35

四条通りから再びバスに乗って岡崎のホテルに戻る途中、祇園を通ると雨の中、ひとだかりが出来ている。後で調べたら八坂神社で祇園祭の何かのイベントがあったようだ。 ホテル平安の森はシャトルバスが駅まで出ているので帰りはそれを利用することにしたら、…

2017年盛夏 京都旅行 34

ガイドブックに南側のキャンパスにも学友会館という古い建物があるというので行ってみようかと思っていると、急に雲行きが怪しくなり雨の気配がしたので諦めて京都駅行きのバスに飛び乗ると途端に土砂降りになった。 四条付近で解体中の山鉾をバスの中から見…

2017年盛夏 京都旅行 33

京大キャンパス巡りの最後に時計台のある建物に入ってみる。すると歴史室というところが開いていて、冷房が効いてソファもあるので昔のビデオ映像などを見ながら暫く休んでいくことにする。 明治時代の書生の生活場面を再現したような展示もあってなかなか楽…

2017年盛夏 京都旅行 32

食事を終えて妻は山鉾が観足りないというので四条界隈に戻ってみるが、既に山鉾は撤収されていて何処にも見当たらない。それで時間が余ったので京大キャンパスを見学に行こうということになる。 ガイドブックによると有名な赤煉瓦の建物があるとの事だったの…

2017年盛夏 京都旅行 31

食事を終えると、がんこ苑の庭が見学できるというので息子と別れた後、暫く庭を見させて貰う。 中には鴨川から水路が引きこんであり、清らかな流れの小川のようなものも出来ている。 がんこ苑では舞妓、芸妓を呼んでのお座敷も出来るようになっているらしく…

2017年盛夏 京都旅行 30

がんこ寿司の二条店は、がんこ二条苑という名前だった。混雑を避けるのに市役所前を地下道で抜けて高瀬川沿いに歩くとすぐだった。角倉了以の別邸跡地に作られたのだという。がんこ寿司の三条店は何度か行っているが二条苑は初めて。かなり早目に着いたつも…

2017年盛夏 京都旅行 29

9時半頃、御池通りの市役所前に座れる場所を確保したのでもうそこからは動かないことにする。1時間ほど待って漸く最初の山鉾がやってきた。 鉾の上には先頭に白化粧をした稚児が座っているのだが、本当の子供なのか人形なのか区別がつかない。 約一時間、…

2017年盛夏 京都旅行 28

翌日は京都最終日。この日は山鉾巡行のある日で沿道で見物することになっていた。9時にはホテルをチェックアウト。ホテルは丸太町通り沿いなので河原町通りまでバスで出る。そこから市役所前に向かうのだがバス停が見つからない。結局市役所前まで歩くこと…

2017年盛夏 京都旅行 27

この日は山鉾巡りで歩き疲れるだろうからと、夕食はホテル1Fのダイニング悠々というところの懐石を予約しておいた。ホテルに戻って息子と合流し、さっそく悠々に入る。 日本酒の三種呑み比べがあるというので、試してみることにする。原酒、純米吟醸、大吟…

2017年盛夏 京都旅行 26

四条界隈の山鉾巡りで最後に太子山という所の鉾を観て行こうということになったのだが、その少し手前で猛烈なスコールのような雨に遭い、手近な古い反物の店に入って雨宿りさせて貰う。店の人がお茶など出してくれ、反物の話など妻があれこれ聞きながら30分…

2017年盛夏 京都旅行 25

祇園祭では、路地に山鉾を展示してグッズ売りのテントが出ているのだが、路地沿いの各店は家の中を解放して見物客を休ませる傍ら、その家夫々の家宝のようなものを展示していて目を愉しませてくれる。色鮮やかな美術工芸品などが多数あって、どれも興味をそ…

2017年盛夏 京都旅行 24

三条京阪で妻と落ち合ってから、午後は四条界隈でお披露目のように路地に出ている各町の山鉾を見物に行くことにする。京都駅で貰ったパンフレットの地図を見ながらお目当ての山鉾を捜して歩く。妻は義父と何度も来ているので勝手が分かっていて、こっちを見…

2017年盛夏 京都旅行 23

老舗蕎麦屋、桝富でお昼を採った後、午後はいよいよ祇園祭の山鉾を観に行こうということになる。しかし息子は興味が無いというので、一旦妻と別れてバスを使って息子を岡崎のホテルに案内して、ホテルで待っていて貰うことにする。 ホテルまで行って戻ってく…

2017年盛夏 京都旅行 22

昼を採るのに息子と三条京阪の駅地下で待合せることになる。スマホで連絡を取り合うのだがお互い使い慣れてなくて時間が掛かる。それでも何とか落ち合って桝富という老舗蕎麦屋に行くことにする。息子がスマホの地図を駆使して何とか辿り着き、結構混んでい…

2017年盛夏 京都旅行 21

檜舞台のガラス張り茶室を見てから青龍殿の中に入る。以前に出来たばかりの頃来た時よりは人が増えている。やはりバス路線が開通したのが大きいのだろう。テレビで何度か解説を見たせいで、レプリカではあるが修復された青不動が一際迫力があった。 その後将…

2017年盛夏 京都旅行 20

知恩院から戻ってきて、青龍殿行きのバスが来るまで停留所すぐ傍のコンビニに入って中の冷房で涼むことにする。青龍殿まではあっと言う間の10分程で着いてしまった。前回来たのは2年半前で、小一時間の山登りの道だった。 京都に来る直前に青龍殿の檜舞台…