庚申塚では最初に「猿田彦大神」というお宮に出くわす。これは西遊記か何かにゆかりがあるという。そこから更に進むと巣鴨地蔵通商店街だった。想像していたよりずっとにぎわっていて活気がある。鮪丼の店をみつけ、昼飯候補にチェックしておく。昼食前にとげぬき地蔵尊を見て来ることにする。妻は堂内に興味があるようで、勝手にどんどんお参りしている一番奥へ行って、堂内の像を覗き込んでいる。それからそのお堂とは別に列があるのをみつけ、裏から行ってみると、地蔵尊があって、みな手に手拭をもって、順番にその手拭で地蔵尊を撫で磨いている。そうすると何やらご利益があるらしい。
その後さきほどチェックしておいたまぐろ丼の店へ戻ることにする。店の中は思ったより狭く、店員も少ないのでなかなか客が掃けないようだった。中トロ丼と海鮮丼をひとつづつ頼み、半分ずつ食べることにする。妻はビールの中ジョッキをたのんだら、隣のおばさん客にじろっと見られたと言っていた
