２０１８年末 京都旅行 ２３

　保津峡駅を降りると次の電車の時間を調べておいてから駅から見えた赤い鉄橋の方を目指して歩いて行く。事前にグーグル地図で見ておいて川岸へ降りられそうな場所の目星を付けておいたのだった。橋の手前で嵯峨野の方へ抜ける道との分かれ道に出る。いつか又季節のいい時期に山登りを目指そうと思い、川沿いに進む道の方を選ぶと駅から見えた赤い鉄橋を渡る。橋からちょっと進んだところに獣道程度の整備はされていないが何回か人が通ったらしい所を見つけて川岸を目指して降りてゆくと何とか川に出ることが出来た。

　眼の前に山陰本線嵯峨野線の鉄橋と駅が見え川が蛇行しながら流れていくのが見える。さすがに冬のこの時期にこんなところまで来ている人は居ない。大きな岩を伝いながら川面近くまで進んで妻と夫々場所を選んで石を捜す。雨で大水が出る度に上流の山から土石が運ばれてくるらしく、川面から離れた場所でも結構いい石を拾えることが判る。