2006年から2007年に掛けては皇居・北の丸公園内にある科学技術館で開催されるセミナーに何度か参加している。セミナーは1時間枠で幾つも開催されているものを選んで受講するのだが、空き時間も出来る。その空き時間にその界隈を少し歩いてみることにした。
科学技術館と日本武道館が両方見える細い路地を辿ってゆくと緩やかな坂でお堀端に出ることが出来る。皇居には幾つも門があるが、この時巡ったのは地図で確認するとどうも清水門だったらしい。この辺りは皇居というよりも江戸城跡という言い方がふさわしい気がする。
石段を登っていくとお堀を見下ろすことが出来る城壁の上までゆくことが出来る。江戸城を護る忍者になったような気分だ。
セミナーが終わって再度、清水門からお堀の外に出ると古めかしい煉瓦造りの建物があって、なんだろうと近づいてみると九段会館だった。