１１月になって同窓会があって御茶ノ水に出る。この界隈は人生の端々で馴染みのある界隈だ。一番古くは高校生の頃の模試でよく来た場所だ。
御茶ノ水口から聖橋口への線路沿いの細い路地にロシアの宮殿を思わせるような奇妙な形のドームの付いた建物がある。これもおそらく高校生の頃から見慣れたもののように思われる。相当古くからあるものに違いない。
御茶ノ水口は、ギターを見によく来たものだ。必ずしも買いにではない。古くからあるギターの老舗が小川町へ下っていく坂の途中に幾つも並んでいる。
逆に北側に向かって御茶ノ水橋を渡っていくと、線路の脇に神田川が見えてくる。何度も浚渫をやっていて、一時期このどぶの中に拳銃を捨てたとかで捜索をやっていた時期もあったのを思い出す。
