旧市街の最後は日立の家電を扱う個人商店だ。ひと月ほど前にも市内の古い商店を取り上げた中に日立のエアコン専門直販店があってその時にも触れたが日立は昔から系列の直販店をチェーンストールと呼んでいた。系列と言う意味のチェーンと英語のSTOREをストールと読んだものだが、昔はチェーンソーでも売ってる店なのかと思っていた。
最後は店ではなく昭和を感じさせる建造物の一つで火の見櫓だ。昔の梯子タイプのものではなく螺旋階段式で火の見櫓としては最新式と言えるかもしれないが如何せん、このくらいの高さでは周りのビルに囲まれてしまって見晴らしは利かない。時代遅れの遺物と言わざるを得ないが、珍しいものであるのは確かだ。