昨日は魚津から出発して東滑川を過ぎ、滑川まで到達した。
自分のプライベートノートPCがウィンドウズマシンになる日が突然やってきた。90年代の終わる直前の頃だ。それまで使っていたマッキントッシュパワーブック190CSは当時、毎日のように持ち歩いていた。それが夕方の退社時に、ついうっかり落としてしまったのだ。筐体が割れてしまい、モニタ部分と本体部分の接続も外れてしまった。あまりにショックで、その日はもう何もする気になれなかった。
翌日、パワーブックの筐体を開くのに必要な特殊工具を持っている同僚から借りて、会社でじっくり分解していって、外れていたコネクタをはめ込み、何とか立上るまでに修復した。一応動くようにはなったが、最早持ち運ぶことは出来なくなってしまった。
すぐに代替機を求めて電機屋を廻った。その頃はパソコンが大ブームで、街のあちこちにパソコン取扱店があって、各社が競って出しているパソコンをずらっと並べていた。出来ればマッキントッシュが良かったのだが、高くて重たいものしかなかった。それに比べてウィンドウズ系はバリエーションが多く、魅力的な新製品がどんどん発売されていた。
私が白羽の矢を立てたのは、パナソニックのレッツノートシリーズA44だった。拡張バッテリがない状態の標準状態で1kgそこそこ。標準装着のCDドライバを外して空箱に換えれば更に軽くなって1kgを切っていた。液晶画面もXGA というとても解像度の高い(当時としては)ものが採用されていた。アルミ合金の筐体も頑丈そうなのに軽いというのがとても魅力的で、一目見てすぐに買う気になったのだった。