帰りの便は今回も少し早めの18時過ぎのこだまを使う。新幹線内で夕食にする為に、発車一時間前ぐらいに改札を通り、構内の駅弁屋で駅弁を選ぶ。
私が選んだのは「春の旅路」という沿線の名物総菜を織り込んだ筍ご飯の弁当だった。妻の方はわたしのとは少し違う感じの筍ご飯だった。
新幹線を降りてローカル線に乗り換えると、目の前に海外旅行帰りらしい女性四人組が大きなカートを持ってずらりと並ぶ。コロナ禍でも徐々に旅行者が増えてきている様子だった。我が家の最寄り駅近くになった頃、雨が降り始めて車内アナウンスで換気の為に開けていた窓を閉めるよう依頼があった。
駅について雨の為バスをやめて即タクシーに乗る。運転手に地震の様子を聞いてみたが、こちらではそれほどでもなかったとの事だった。