中村の饂飩屋を後にしてからは、一路足摺を目指す。
清水という町に出たら、海縁に足摺黒潮市場という海鮮品のお土産屋があり、寄ってみることにする。ここでは四万十の海苔の佃煮や、松山のホテルで買ったのに似た干し海老などを買う。
そこから先は、山道になる。後で、海側の道２本と山越えの道の、全部で３本の道があることを知るのだが、その時はこの道しかないのだろうと思っていた。真鶴半島の山越えの道にも似ていたが、もっと山深く、海も見えない山道が延々と続いてやっとのことで峠を越え、下りると足摺だった。
１５時過ぎくらいに、灯台の見えるあたりまで来ると、道は車の大渋滞にぶつかる。ホテルに行く前に先に岬まで行きたいと思っていたのだが、渋滞なので、先にホテルに寄って車を置いてから徒歩でゆくことにする。ホテルは足摺観光ホテル・ビロー園という所。ビローは南洋植物の枇榔のことではないかと思うが確認はしていない。
ホテルの前あたりから延々続く渋滞は、岬までの道が車の乗り入れ禁止で、手前の駐車場が満杯の為に出来ていた渋滞だった。という訳で、ここのホテルを取ってあって、駐車場が使えたというのが大正解だったことに気づく。
