ホテルの目の前が遊歩道の始まりで、岬に向かって海沿いに海岸縁の道と断崖上の道があり、まずは断崖上の道を通って岬を目指す。途中、八十八番札所のひとつらしきお寺があり、寄ってゆく。背の高い金髪の白人娘が、境内に居る絵描きらしき人にいろいろ訊いていた。お遍路の格好をした人も多く、時々チリン、チリンと鈴を鳴らせて行く人も居る。
お寺から灯台が見渡せる展望台に出て、それから南国風の樹木が頭上を茂るような山道を抜けて灯台まで出る。途中、何箇所か名物の箇所がある。亀の形をした岩だとか、先のお寺、金剛福寺の奥に繋がっているといわれる不思議な穴とかだ。
