翌日は両親を送るのとスキー場の方角が違ってどうするか迷ったが、宿の送迎バスが水上駅まで出るというので、両親には旅館の送迎バスで帰って貰うことにする。
水上高原スキー場は思ったより広く設備も整っていたが、驚くほど空いていた。そろそろスキーブームも終わりかけていたのだろう。娘は最初はとても意欲的だったが、初級者コースが自分の思った通りに滑れて楽しいらしく、中級コースは一度だけ試して嫌だというので、一人で更に山頂近くの中級コースまで登って滑ることにした。その日は夕方の3時暗いまで滑ってから群馬の単身アパートへ泊りに帰ることになる。