台北五日目の午後はホテルで少し休んでから日が翳って涼しくなってきた頃を見計らって、西門(ジーモン)へ散策に行くことにする。地図をみると、ホテルのある場所からそんなに遠くなさそうなので歩いてゆくことにする。
西門は三年前の2010年の台湾旅行でも訪れているが、電影街という日本で言えば秋葉原のようなオタクが集まる場所がある。今回目指したのは電影街ではなく、紅楼という歴史的な建物だ。
紅楼は20世紀初頭に大衆向けの市場として建てられたものらしく、辰野金吾の作品を彷彿させるような赤煉瓦造りの建物は、やはり日本人の設計によるものだった。
中で貰ったパンフレットの一部を掲載してみる。