朝食を食べた後、時間がもったいないのでそのまま出掛けようということになる。しかし、その時ホップ・オン・バスのチケットを忘れてきたことに気づき、皆で取りに戻ると遅くなるので、妻と娘を待たせて私と息子だけでホテルに取りに換えることにする。
ホップ・オン・バスのチケットが何なのかはまだこの時点ではよく分かっていなかった。旅行会社にツアーを申し込んだ際に旅行案内のパンフレットと一緒に渡されたもので、旅行会社とシンガポール政府観光局が提携して旅行社に配っているものだった。案内をよくみると、市内を2時間ほどで周遊する観光者専用のバスがあって、そのチケットを使うと何と三日間バスに乗り放題だというのだった。