今回の京都旅行では、舞子さんの舞いを見学することが出来た。平安神宮傍の岡崎公園に、みやこめっせと呼ばれる京都伝統産業ふれあい館という大きな建物がある。ここの地下で１５分ほどだが、一日二回、先斗町から舞子さんがやってきて舞いを披露するのだ。観覧席は５０人ほどだが、半数以上が外国人旅行者だ。係の人がフランス人に説明しているのが、聞こえてきて、確かキャンズと言ったように聞こえた。舞子さんの歳を教えたのだろうが、してみると１５歳ということになる。
舞妓さんのいでたちは、日本伝統工芸そのものだ。着物、帯は勿論だが、組紐、簪から櫛、扇子等々、いずれも外国人でなくとも見入ってしまう素晴らしいものばかりだった。
