norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 22

伊豆からの海岸線のドライブはずっと順調で、お昼過ぎには家に辿り着くことが出来た。家に帰ってからは今回の旅行の戦利品である石を、それまでの他の石拾いの旅で持帰ったものと比較してみる。 菖蒲沢の石は水晶のカケラが花崗岩を中心とする石の中に埋め込…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 21

朝食の後は最後の湯に交替で入りに行ってチェックアウト期限の10時ぎりぎりに宿を出る。石拾いの名所は菖蒲沢とは別に、やんだ浜という場所があったのだが、菖蒲沢でもう充分採取していたので、そちらは見送ることにする。 往きの伊豆スカイラインでの逆煽…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 20

ホテル海遊亭での食事は皆素晴らしかったのだが、中でも良かったのはご飯だ。ただのご飯ではなく凝っていた。夕食には生山葵が付いていて、自分で擂って鰹節がたっぷり載ったご飯に掛けて食べる山葵丼を愉しめるのだ。 朝食には金目鯛の刺身が付いて来て、食…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 19

朝の散歩から戻ってすぐに食事処へ朝食を採りに行く。夕食の時と違って、既に他の客たちも入っていた。謎のカップルも前夜と同じ妻の向こう側に居る。相変わらず若い男の方があちこちへフラフラと歩き廻ろうとするのを年上らしい女性の方が窘めている。どう…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 18

ホテルのロビーで珈琲を飲んだ後、海岸に散歩に出ることにする。ホテルの裏側はもう浜辺になっていて、朝早くなので流木などが大量に打ち上げられていた。ホテル前の海岸は拾うほどのいい石は無かったが、妻は何時の間にか磁石を持参していて、砂鉄を発見し…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 17

妻と交替で朝風呂に使った後、着替えて一階のラウンジに珈琲を飲みに降りる。案内にロビーで珈琲のフリーサービスがあると書いてあったからだ。しかし用意されていたのはインスタントの物だった。仕方なくそれでも飲んだが、妻は紅茶にしたようだった。ロビ…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 16

夜はずっと窓の外から聞こえてくる波の音を聞きながら寝入っていた。うるさいかとも思ったのだが、意外にも心地良いBGMになっていたようだ。 朝6時前に起きてまだ誰も来て居ない一番風呂を浴びに行く。 湯に浸かりながら昨夜のカップルを思い浮かべる。…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 15

夕食の後、暮れて行く夕陽を見ながら風呂を浴びようと三度目の湯に入りに行く。最初誰も居ないと思ったのだが脱衣所に半裸の男が居る。よく見るとさきほど夕食の際に妻の裏側に居たカップルのうちの男のほうだった。 最初ダンスの練習でもしてるのかと思った…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 14

泊った海遊亭は全部で8室程度のこじんまりした宿だったが、夏休みも終り紅葉にはまだ早い時期の平日とあってその日の宿泊客は3組ぐらいだったようだ。夕飯を可能な最も早い時間で頼んだせいもあって食事処のテーブルに着いた時には我々だけだったが、暫く…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 13

夕食は一階の食事処だというので一番早い5時45分からにして貰う。料理はコースになっていたので、まず地の酒だという純米吟醸の高砂を頼む。料理はさすがに伊豆らしく海鮮のものに溢れている。

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 12

妻も風呂から戻ってきて、暫く河津のスーパーで買ってきた鰹のチップスをつまみに麦酒を呑んでいたが、交替で二度目の風呂へ行く。最初はカメラを持って居なかったので2度目はスマホを持参して波の音と温泉かけ流しの音をBGMにして動画で誰も居ない内湯…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 11

風呂から戻ってくると、妻は早速拾ってきた石をバスタオルの上に広げて一つひとつチェックしている。交替で風呂に行く妻を見送ってから窓を開け、波の音を聞きながらビールを開ける。心が洗われてゆったりした気分になる。

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 10

部屋に落ち着くと、まずは風呂へ行くことにする。さすがにチェックイン開始時間を過ぎたばかりなので、誰も入っていない。大きな全面ガラス窓を隔てて内湯と外湯があり、さらに階段を降りてゆくと露天風呂が別にある。海の直ぐ傍なので聞こえるのは波のザー…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 9

チェックインが終り、ロビー横に併設されたアメニティグッズコーナーで好きな柄の浴衣と欲しいアメニティグッズを選んで部屋に向かう。 用意されていた部屋は二階のエレベータ真正面の和室8畳と6畳の二間続きの部屋。全室オーシャンビューで、雪見障子から…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 8

伊豆菖蒲沢の旅で取ったのは「海遊亭」という国道135号線沿い、海のすぐ傍にあるホテルだ。リニューアルしたばかりだったようで、値段もリーズナブルなものだった。河津の街で買物を済ませ、チェックイン開始ぎりぎりでホテルに入る。受付の準備が出来る…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 7

海岸でコンビニで買ってきたお握りとジュースでお昼も済ませ、2時間ほど石拾いしてから街の方へ戻ることにする。 宿のチェックインまで少し時間があったので河津の街を廻ってみることにするが、河津桜の時期以外は大してみるものも無い感じだった。それでス…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 6

今日は菖蒲沢で拾った石の紹介。極々一部だが、こんな感じなのだと言えばお分かり頂けるかと思う。冒頭の写真は手の拳よりちょっと小さいかなぐらいのもの。怪獣の顔のような雰囲気である。その怪獣の口に当たる部分を拡大したのが次の写真。石英の結晶、つ…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 5

ちょうど9月が終り10月に入ろうとしている時期だったが、まだまだ日差しは強く暑かったので、私は木陰を選んでその周辺に腰を降し、手の届く範囲で綺麗な石を捜す。妻の方はこの時とばかりに日差しも顧みず、岩場のあちこちを巡っては瑪瑙などを捜してい…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 4

河津の街を通り越して、菖蒲沢のそれらしき場所に到達したのは11時半頃だった。国道135号線から逸れて細い坂道を降りてゆくと、舟屋のような物置小屋と、ダイビングセンタと書かれた倉庫のような建物が見えたがひと気はない。海は岩場の特にどうという…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 3

天城高原インターで伊豆スカイラインを降りた後、別荘街を抜けて一気に海岸通りまで出る。グランパス公園という道の駅の様な場所でトイレ休憩。店の裏に城ケ崎海岸が見渡せる展望台があるのだが、この日は曇っていて全く海が見えなかった。そのまま海岸沿い…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅 2

伊豆方面への旅行の場合、我が家から2、3時間もあれば大抵は着けてしまうので午後過ぎぐらいに出発することが多い。しかし、この時の旅は海岸での石拾いにたっぷり時間を使う予定だったので割りに朝の早くに家を出た。 小田原厚木道路、国道一号、西湘バイ…

伊豆菖蒲沢 石拾いの旅

2017年に人生最長のドライブ旅行をした後、この頃恒例にしていた京都旅行を除くと次に出掛けたのは2019年秋口の伊豆菖蒲沢への石拾いの旅だ。 しばらく泊りがけの旅行はしてなかったので、私は温泉にでも浸かりに、妻は趣味の海岸での石拾いをしに伊…

尾道 しまなみ海道の旅 66

今日で尾道、しまなみ海道の旅を終りにする。旅の総決算に振返ってみる。 旅行計画時は尾道まではネット検索で走行距離、片道約700km所要時間10時間を予定していた。しかし途中経路を3度間違えたのと、東名大渋滞の迂回で往復1510kmをドライブしたことに…

尾道 しまなみ海道の旅 65

箱根の外輪山を走り始めた頃には10数枚持参したCDも既に二順目にはなっていた筈だ。中森明菜から聞き始めていたのでまた中森に戻ったか、ユーミン辺りを聴いていたのだろう。 箱根スカイラインから芦ノ湖スカイラインは一本道だが、その後ターンパイクに…

尾道 しまなみ海道の旅 64

東名を諦めて御殿場インターで降りたのは4時過ぎだった。高速料金は1万3千円とちょっと。伊勢道を往復した分は差し引いて貰った筈だ。御殿場から箱根を抜けていく道は、乙女峠から仙石原を通るバス通りと、長尾峠を越えて外輪山沿いに箱根スカイラインを…

尾道 しまなみ海道の旅 63

食事を終えて浜名湖サービスエリアを出たのは2時過ぎだった。再度高速を走り始めてすぐ、東名が厚木近辺と横浜近辺の2箇所で事故渋滞が起きているのを電光掲示板で知る。通過には2時間掛かると表示されていた。事故は御殿場より東京側なので新東名と東名…

尾道 しまなみ海道の旅 62

浜名湖サービスエリアではこの旅行中、最後の食事になる筈だったので少し豪勢にしようという事になる。カフェテリア風の場所ではなく、奥の鰻専門店の店に入る。私はうな重、妻はひつまぶしのセットを取ることにした。昼の食事時を過ぎていたので、ゆったり…

尾道 しまなみ海道の旅 61

伊勢道を津ICまで往復してロスタイムは30分強から1時間弱ほど。その後は無事往きに通った伊勢湾岸道路を抜けて名古屋へ入る。妻が帰りは浜名湖で鰻を食べて行こうというので、道路マップを確認して新東名は止めて豊田から東名の方を使うことにする。浜名…

尾道 しまなみ海道の旅 60

東名阪ではなく伊勢道らしいと気づいたのは二つほどインターを通り過ぎてからだった。伊勢関、芸濃というインター名が何となく違和感を覚えたのだ。すぐに助手席の妻に地図を見て貰って亀山JCTでルートを取り間違えたことに気づいた。しかしもう最寄のイ…

尾道 しまなみ海道の旅 59

土山SAに居た時は新名神に乗っていたのだと思う。その先の亀山JCTから東名阪道路に移って名古屋へ向かうつもりだった。ところがその亀山JCTで又しても間違えてしまったのだった。何時の間にか伊勢道に入っていたのだ。 今度はどう見ても案内板の不備だった…