都電荒川線の終点、三ノ輪橋に着いた所で、すぐ引き返さないで少し街の様子を見てみようと駅前商店街を歩くことにする。商店街は「ジョイフル三ノ輪」という名前だった。歩いてゆくと、いろいろ興味深い店が並んでいる。途中、揚げ物屋や焼き鳥屋がいい匂いを立てているので、妻が少し買っていって食べながら歩こうという。それで、ナンコツの唐揚げと焼き鳥４串を買って、ビールを買うのにコンビニを探す。
結局駅に戻ったところでコンビニを見つけ、ビールを買ったが、食べる適当な場所がない。そこで、今度は公園らしきものを探して、大きな樹のあるほうを目指していったのだが、そこはお寺で、しかも人の目があって、とても入って食べれそうな雰囲気ではなかった。仕方なく裏通りを唐揚げなどをつまみながら歩くことにした。傍を常磐線が通っていて、そのガード下を潜って反対側に出ると何やら駅のようなものがあるのだが、柵が閉められていて入ることが出来ないようになっている。貨物専用の駅か何かのようだった。そこで残りのビールをほぼ飲み終え、再びガードを潜って出ると、何やら事件があったのか、交番のおまわりさんが何かを調べていた。立ち飲みしながら歩いているのを咎められないか心配だったが、幸い何も言われなかった。
