norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 6

 江ノ島の土産屋街を出て、江ノ電の駅までの道のりを昼食を採る適当な店を捜しながら戻って行く。妻はいわゆる海鮮物の店、私は古びた蕎麦屋と思っていたのだが、江ノ電の駅の手前でちょうど中間ぐらいの店がみつかる。喜食家という屋号だったが、縦格子のガラリ戸で小料理屋という感じ。

 いくら丼、まぐろ丼からしらす丼まであって、千円ほどで他の観光地風の店にくらべると値段もリーズナブル。いくら丼とまぐろ丼を半分づつ分け合うことにして、日本酒1合超えの一杯ずつと酒の肴にしらすを頼む。我々がしらすのおろし無しを頼むと、既に店に居て、葉巻をくゆらしていた常連らしい親爺も同じものを頼むという。

 店のテレビで駅伝をまだやっていて、横浜駅から鶴見にかけてのところ。知らない間ながら話題にはずむ。丼もしらすも冷酒もなかなかでいい店で正解だった。葉巻の煙が玉に瑕だったが、普通の煙草よりはましだった。お酒をもう一杯だけ追加して分け合い、二人で4150円だった。