智積院の梅園を堪能した後、妻は特に予定がないというので私自身は今回の大きな目的地にしていた青蓮院門跡を目指すことにする。というのも京都に来るちょっと前にテレビで「新しい京都の名所」として紹介されていた青龍殿というのを是非観てみたいと思ったからだ。青龍殿が何処にあるのかははっきりわからなかったのだが、青蓮院門跡の敷地(正確には飛び地境内らしい)に建てられたというのが判っていたので青蓮院に行けばわかるだろうと思ったのだ。
知恩院前でバスを降りて、知恩院へは向かわずその境内の塀に沿って細い路地を北に向かうと閉鎖されている青蓮院の門がみつかった。これを見て門跡というのは門の跡地なのだろうと思ったのだが、あとで門跡とは皇族が住職を務める寺院の事なのだというのを知ったのだった。