2021-01-13 2014年初夏 京都旅行 11 北野天満宮の境内をひと通りぐるっと廻ったところで土塁にあがることにする。土塁は御土居(おどい)と呼ばれている秀吉が築いた土の堤防のような物だが、戦国時代の城壁のようなものだ。 御土居の入り口から入ってすぐのところに菅原道真の歌碑がある。小倉百人一首に採られている「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」だ。学生時代に百人一首を憶えて今でもこの句はすらっと出てくる。