norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

四国旅行 29 四万十源流近くへ

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 窪川までは割りとわかり易い56号線の一本道だったが、四万十川沿いの村の集落があるあたりになると、急に極端に道が細くなり、車のすれ違いも難しくなる。車でこの道を登ってきている観光客は殆んど居ない。山道の運転に慣れていない人には辛い道かもしれない。

 源流にだいぶ近くなった頃、お昼を迎え、最後の最後までゆくのは諦めて、川の近くまで下りることにする。

 下へ降りる道をとって少し行ったところで道の駅が見つかったので、車を停めることにする。そこは観光客で溢れていていた。何か軽く食べていこうということになって、鮎の塩焼きやら鶏肉のBBQやらを物色したのだが、おでんが美味しそうだったので、これを採ることにする。おおきな蒟蒻と地鶏の卵らしいの3個の串と、これもおおきな厚揚げを頼む。全部で300円というのに驚いた。車中で食べてこぼすといけないので、見晴台のベンチで食べて行くことにする。辺りはお茶の段々畑が広がった急斜面の山村で、横溝正史の「悪魔の手毬唄」の舞台を彷彿させる場所だった。

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