湯河原年末旅行の最後は海岸沿いの斜面に建つ麦とろの店「麦とろ童子」へ昼食を採りに寄る。
こちらもメル友に当時送った感想記があるので、以下に引用してみる。
<メールより>
さて、旅館の料理もなかなかだったのですが、帰り道、もう一軒、ネットでチェックしておいた店に昼飯に寄ってきました。湯河原から熱海のほうへ旧道をちょっと戻る感じにいったところにある「麦とろ童子(わらべ)」という店です。
海っ淵の国道沿いにあるその店は、案内されて入ると、壁一面が海に面した窓になっており、畳に低い(というか殆ど床と同じ高さの)テーブルに、敷き藁で編んだような座布団。そこへあぐらを掻いて座り、そこ名物の麦とろ飯と大きな椀に入った蟹汁をすするという趣向。とろろが駄目な人用には、釜揚げのしらす丼があり、こちらは試しませんでしたが、なかなかこちらも旨そうではありました。
こちらのほうは、先の蒲隆と違って、小奇麗な店で、見るからに清潔そうな上品な店でした。味のほうもなかなかよくて、お薦めですが、強烈な個性の印象という意味では、蒲隆のほうに軍配があがるかもしれません。
いずれにせよ、どちらも一度お試しされることをお薦めしたいお店でした。