リュクサンブール公園を出て、サンミッシェル大通りを渡ったところでアメリカ式ファストフードの店で涼んだ後は目の前に見えているパンテオンという大きな建物へ向かう。途中、絵葉書や使い捨てカメラなどを置いている旅行者向けの店があったので、盗られてしまったデジカメの代わりに使い捨てカメラを買うことにする。フランス語しか喋れない店員でなかなか言葉が通じない。仕方なく奥のほうの商品を指さすと別の女性の店員が出てきて「それなら、フラッシュ付きと無しの両方が入った3個入りのセットがお得よ」というような感じの事をフランス語で言ってきたように思えた。早口だったので全部は聞き取れなかったのだが、大体の様子は判ったのでそれを買うことにする。私は専ら8mmムービーカメラで撮影していたので、娘と息子に一つずつカメラを渡し、好きに撮っていいよということにする。
パンテオンでは何やら式典をやっていたようで、制服を纏った騎兵隊のような兵士が一杯並んでいた。