norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

サントシャペル聖堂へのリベンジ

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 パリ、シテ島にあるサントシャペル聖堂は1982年、最初にパリに来た年に訪れようとして叶わなかった。ノートルダム大聖堂からサントシャペルの尖塔が見える門のようなところに来ても、それはがっしりと閉まっていて中に入ることは出来ないのだった。門は赤坂離宮にある壮麗なものだが固く閉ざされていた。どうも入り口は別のところにあるらしいと判ったのは1985年3度目のパリ滞在の時だった。聖堂は周りを別の古い建物に囲われていて中庭のような場所にあるらしかった。周りの建物はコンシェルジュりと呼ばれているらしかった。コンシェルジュりは昔の牢獄の跡で、マリーアントワネットも処刑前に収監されていたようだ。見学コースもあって、行ってみたような気もするし、パンフレットを貰っただけだったような気もする。後で調べてみるとパリ警視庁の一部や裁判所などもあって、全体をパレ・ド・ジュスティス(パリ司法宮)というらしく、元はシテ宮の跡だそうだ。そのパレ・ド・ジュスティスの何処かに入場料を取る入口があって、そこから内部に入るとサントシャペル聖堂の前に出るのだった。堂内は半地下のようになっていて、そこから天に向かって細い壮麗なステンドグラスが何本も聳えているのだった。パリで最も美しいステンドグラスだと言う人もいるようだ。

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