昨日は米原から出発して醒ヶ井を通過し、近江長岡までやってきた。
初めての海外旅行である新婚旅行の際は、同期入社の親友が成田まで車で送迎をしてくれた。なので翌年の二度目のパリ旅行で、初めて自分等で成田へ向かうことになった。幾つか方法があったのだが、横浜のＹＣＡＴから出ている京急リムジンバスを使うことにした。横浜シティエアターミナル、ＹＣＡＴは開設されてまだ数年しか経っていなかった。その当時のＹＣＡＴは横浜駅からは少し遠く、歩いて行ける距離ではなかった筈だ。レンタルショップで借りたサムソナイトを引き摺って電車に乗り、横浜駅からＹＣＡＴまでも市バスを使った。サムソナイトを引き摺ってバスに乗るというのは当時でもあまり見掛けなかった。タクシーを使うのが普通だったのだろうが、勿体ないと思ったのだろう。ドルが２３０円ぐらいの時代に２年連続でパリ旅行へ出掛けるのは勿体ないとは考えなかったのにだ。
ＹＣＡＴはその当時、空港に着く前なのにそこでチェックインが出来たと記憶している。しかし我々はまだ航空券も受け取っていなかったので、チェックインはしていない。
今、調べてみると、ＹＣＡＴは横浜駅東口のそごうのビルの隣辺りにあるのだが、既に空港業務の取り扱いは廃止されていて、単なる長距離バスのターミナルと化しているようだ。
