昨日もぎりぎり1万歩の達成となった。京都を出発して山科を過ぎ、大津まで達した。
今年の京都旅行の二日目の夜は京都駅ビルになっている伊勢丹の最上階で採ることにした。駅で貰った伊勢丹食堂街のパンフレットを繰って、和久傳という何となく聞いたことがある店を選んだ。妻は京都では有名な店だと言う。予約はしてなかったが、5時過ぎに出掛けたので、まだ空いているだろうぐらいに思っていたら、予約で満席だと言う。諦めて別の店を探そうと戻りかけた所で、仲居さんが相席で宜しければご用意できますという。相席と聞いて、それはちょっとと言いかけたが、別の店を選ぶのも面倒で入ることにした。
入ってみて驚いた。5時過ぎなのに席はほぼ埋まっていた。相席というのは中央の一番大きなテーブルで、12人ぐらい座れそうな四角い席に何かの催し帰りといった風情の和装の女性ばかり8人ほどが既に席に着いていた。その端っこの空いた部分に我々三人分の席を作って貰った。
そこそこのコース料理を頼んだのだが、あまりの上品さに酒が進んで、気づいたら1合の酒を五種類選んでいた。会計の際に、伝票を受け取った仲居さんが酒の本数を観て(えっ)っという顔をしていたのを見逃さなかった。
家の帰ってから本店はどんな感じなのだろうとネットで調べてみて、格式の高さに驚いてしまった。伊勢丹でなかったら、ちょっと尻込みしていたかもしれない。