norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

プレーリー代替の候補

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 昨日は体調も戻ってまた一万歩を達成出来た。山陰本線上では東浜を出て岩美、大岩と過ぎ、福部というところまで来た。

 

 新しい赴任地に愛車プレーリーで通うようになって2年が経過した頃にプレーリー3回目の車検を迎える頃になる。この時代の車ではそろそろ買い替え時になる。自動車会社に勤めていて、新車から3回目の車検を通すというのは、なかなかしづらいことだった。それで買い替えを検討し始めた。

 プレーリーがなかなかいい車で、自分のライフスタイルとも合っていたので、買い替え検討の俎上にまずのぼったのは、既にモデルチェンジして後継モデルであったM11型だった。M10型が角ばったスタイルだったのに対し、砲弾型とでも言うべき、滑らかな曲線で囲まれたシルエットは、ちょっと観た目にはすっきりした形に見えた。ライバル的存在だったRV車の三菱のRVRも一緒にカタログを取り寄せて比較検討などもした。色もチョコレート色にしようとまで決めていた。

 ところがカタログを仔細に検討しているうちに気持ちが少し変わってきた。これまでのM10型で気に入っていたセンターピラーレスでなくなっていて、普通の車のように前席のドアと後席スライドドアの間にピラーが復活していたのだ。設計的には車体剛性が低くて、改良したつもりなのだろうが、設計的には後退を意味していた。しかもお気に入りでわざわざ購入したベンチシートとコラム式変速レバーの組合せも廃止になっていた。そのせいで運転席からシフトノブの出ているセンターコンソールに圧迫感を感じるレイアウトに変更されていて、最大8人乗りだったものが7人乗りまでになってしまっていた。

 もともとプレーリーというのは特殊な乗用車で、扱うディーラーでも滅多に置いてなかった。見知った販売店の販売員に頼んでおいて、入庫したら見てみたいから連絡してくれと頼んでいて、やっと売約済みではあるが現物が入庫するというので、ディーラーに観に飛んでいった。

 運転席に座ってみて、これは駄目だと思った。砲弾型のスタイルは外から見るといいのだが、中から見ると車のフロントエンドが見えないのだ。販売員に訊いてみると、車の前部をぶつけてしまう人が多いので、フロント位置が判るようバンパーにロッドアンテナみたいなポインタを付けるように薦めていると言うのだ。また、前席ドアの前方部分の窓は嵌め殺しの三角窓になっていて、窓枠が妙に太く、前方視界を悪くしていた。ディーラーで運転席に乗ってみてはっきり諦めがついたのだった。

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