高松山という場所を初めて知って登ってみたのは50年位前で、2014年のこの時でも初登頂から40年が経っている。登頂などというのはおこがましいほどの標高150m弱の丘と言ってもいいぐらいだが、勾配が結構きついのでマウンテンバイクでも途中からは押して登るようだった。
途中からは階段になるので自転車は乗り捨てていかねばならない。高額なロードバイクではちょっと心配なので盗まれる心配のない古い自転車にしたのだった。
初めて高松山に来た時に、昭和天皇の行幸があったというのを頂上付近に据えられている石の碑で知ったのだが、何故こんな田舎の小山まで来たのだろうかと不思議だった。昭和天皇は自然植物学者でもあったと思うので、珍しい植物でも探しに来たのではないかと思われる。そんな目で山道を観ていたら妙に目立つ名前を知らない綺麗な花が咲いているのに気づいた。