ゴールデンウィークに親族で会う機会があって、その際に弟がバイクで山形に行こうとして途中でバッテリ上りになり129号線の上溝付近の空地にバイクを置いて電車で帰ってきたという。それで我が家の軽トラで一緒に回収に行くことにした。
バッテリ交換で多分走れるようになるだろうというのだが、万が一エンジンが掛からなかった場合は軽トラの荷台に積んで戻ってくることにしたのだ。
上溝付近の129号線は群馬にある工場へ何度も通っていた時期があるので土地勘があり、話を聞いているうちにアサヒペイントの大きな工場がある辺りだなと見当をつける。
行ってみると将にアサヒペイントのあったすぐ前だったが肝心の目印だったアサヒペイントの建物は既に無くなっていた。
弟がバイクのバッテリ交換をしている間、暇なので懐かしい界隈を少し歩いてみる。土地柄か自動車修理工場があちこちにあるせいなのか、事故を起こしてぐちゃぐちゃになった元乗用車が置いてあるというか捨てられている。その壊れぐわいはオブジェのようで芸術的でさえあった。