並木道の附属病院の反対側にはグランドが広がっている。柵の隙間から覗いてみて唖然としてしまった。緑の人工芝が広がっていたからだ。記憶にあるのは埃っぽい土のグランドだった。風が吹くと土ぼこりが舞い上がっていた筈なのだが。更に驚いたことに、人工芝のグランドには地下が掘られていて、屋内プールになっていることが判明する。40年ほどの年月の間に驚くべきほどの変化が起きていたのだった。
グランドでは若者たちがサッカーに興じていた。これも私の記憶にはないことで、このグランドでは殆どラグビーしかみたことがなかった気がする。