開始の15分ぐらい前だった。すぐに妹夫婦に親戚を紹介される。久しぶりに逢う妹の旦那は白髪が随分増えてもじゃもじゃ頭にしているので、脳科学者の茂木健一郎みたいだった。時間ちょうどで告別式が始まる。妻と親族側二列目の端に席を取る。親族では無い側はほんの数人で全部で会葬者は30名弱ぐらいだった。司式は義弟の先輩でシラカワの人と聞いたようだったので、岐阜の白川郷から来たのだと思い込んでいたが、福島の白河だったと後で妹が訂正していた。いかにも義弟の友人という感じの説法が付いていた。1時間ほどで式が終わり、出棺の手伝いをしてホール玄関で霊柩車兼送迎用のバスを見送ることになる。