洞爺湖YHに泊まった後は、国鉄観光バスに乗り有珠山、昭和新山などを観光。更には支笏湖を巡った後、苫小牧からは再び国鉄に乗って襟裳岬を目指したようだ。
この旅の途中の何処かでアイヌ村を訪れている。長くそれは帯広から釧路へ至る途中だったと思い込んでいたが、今になって調べてみるとそれらしい場所が見当たらない。逆に洞爺湖と支笏湖の間に白老という地名があり、その地名には何となく記憶があり、そこにはアイヌ村があったらしい。おそらくは国鉄観光バスが白老近くのアイヌ村に寄ったのではないかというのが一番もっともらしい。
ここではいかにも北海道土産らしいアイヌの民芸品を幾つか買っていて、その殆どは家族や友人にあげてしまって残っていないのだが、ひとつだけアイヌの娘を彫ったらしい木彫りのペンダントが残っている。ちょっと不気味な感じのする表情なので貰い手がなかったのかもしれない。
その他には熊が鮭を河で捕えて咥えているという定番の木彫りが多数あったのは憶えているが、さすがにそれを購入した覚えはない。