norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

憧れのエールフランス 4

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 エールフランスはとてもお洒落で洗練されたセンスを持っていると昨日書いたのだが、いい面ばかりではなかった。機体は(悪評高いガルーダインドネシア航空ほどではないにしろ)結構ガタがきていて、機内誌などはぼろぼろだった。後で判明したのだが、機内誌はパリで入れ替えるらしく、日本に来た時は使い古しの状態のようだ。代わりに日本で追加する日本語版の機内誌はぱりっとした新品が載せられていた。

 機内誌のぼろさもそうだが、掃除を終えた筈の機内はあまり整然としているとは言い難かった。これはフランス人特有の汚す、散らかすということにかなり無頓着な性格によるものらしいということも何度かパリを旅行して学んだことだ。

 フランス人の気質を表すジョークがあって、完全には憶えていないのだが、確かこんな内容だった。神様がフランス国土を作り終えた時、天使たちの誰かがこれでは他の国に対して不公平ではありませんかと尋ねたという。それに対し神様は、「大丈夫。その分、フランス人は加減しておいたから。」と答えたというものだ。正確ではないかもしれないがだいたいそんなニュアンスだった。

 今日の画像は日本で追加された日本語版機内誌の広告の一頁。ちょうど日韓同時開催のサッカーワールドカップの年で、モデルはフランス代表のジダンだ。