(画像はネットからの借り物)
国縫(くんぬい)を出て、中ノ沢を経由し、いよいよ長万部(おしゃまんべ)までやってきた。
長万部と言えば、まず思い出すのが駅弁のかにめしである。今まで食べた駅弁のかにめしの中で、一番の美味しさだったともう数十年前の記憶ではあるのだが、そう思った記憶がある。北海道初めての旅の際に二泊目を大沼湖畔で泊まった後、80kmほど離れた長万部を目指したので、お昼前には着いてしまったのではないかと思う。前述の道内たった一人の知り合いである女友達の実家に泊めて貰えるという話になっていたので大沼からはそんなに離れていなかったが、長万部に降り立ったのだった。お昼は先に食べていこうと思い、駅で駅弁のかにめしを購入し、ホームで食べたような気がする。
かにめしと言えば、高校の修学旅行の途中で多分鳥取辺りで初めて食べている。正確にはかに寿司だったようだ。他に記憶にあるのは、福井県に初めて、泊りの出張に出た翌朝、ホテルで朝食を食べ損ねて駅で代りに食べた駅弁のかにめしだ。その後、スーパーの駅弁大会で何度か全国各地のかにめしを試しているが、北海道の長万部のホームで食べた時ほどの感動は感じたことが無い。