昨日は小牛田を出て田尻を過ぎ、瀬峰という所まで到達した。
瀬峰は登米市(とめし)への入口となっている。これも読みが難しい地名だ。もとは登米郡(とめぐん)からきているようなのだが、市内にある登米町は「とよままち」と読むそうだ。そしてこの地の語源は奈良時代の遠山村(とおやまむら)が変化して登米(とよま)となったのだという。ああ、ややこしい。
登米町は石ノ森章太郎の出身地である。ちなみに石ノ森氏の本名は小野寺だが、当時、軍隊漫画で活躍していた小野寺という名のイラストレータが居て、それを嫌って小野寺を名乗らず、出身地の登米郡石森町(いしのもりちょう)から採ったペンネームにしたのだそうだ。
石ノ森章太郎と言えば、なんといってもサイボーグ009だ。これは息が長い傑作漫画だ。ある時、妻と娘と話をしている時に、それぞれが知っているサイボーグ009の画がそれぞれで全て違うことが発覚した。私の知っているのは冒頭のモノクロのもの。妻のはカラー版だ。そして娘が知っているのはデジタル版だった。モノクロ版とカラー版の009はそんなに違っていないが、003フランソワーズの顔はかなり違っている。デジタル版は最早私にとっては違和感しかない。
(カラー版)
(デジタル版)