norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

時をかける少女

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 昨日は17600歩を超え、とうとう尾道までやってきた。尾道は未だ訪れたことが無い場所だが、是非行ってみたい場所だ。出来れば足腰が丈夫なうちに訪れたいものだ。

 

 尾道は大藪宣彦監督が何度もロケ地として使った場所だ。大藪宣彦尾道三部作というのがある。そのうちのひとつが時をかける少女だ。

 

 時をかける少女は、80年代初め、原田知世が主演し主題歌を歌った映画だが、空白の80年代を過ごした私は映画も見ていないし、この曲が流行った頃の原田知世もよく知らなかった。80年代は朝早くから夜遅くまで会社に行きっ放しだったのだ。

 

 そんな私でも唯一、時をかける少女を知っていたのはユーミンによるものだ。この時代以前のユーミンのレコードはだいたい持っていたし、この時代以降はレンタルレコード店で借りて来てはカセットにダビングし、ドライブしながら聴いていたのだった。時をかける少女は83年のボイジャーの最後の曲としてユーミンのセルフカバーによるバージョンが収録されていた。

 

 ボイジャーは不思議なアルバムで、毛色の相当異なる楽曲が散りばめられていた。中でも好きだった曲は私を忘れる頃というスローナンバーだ。ドライブ中ぐらいしか心休める余裕の無い時代で、ユーミンの優しい歌声が慰めてくれていたのかもしれない。