昨日は、ふと気づくと1万7千歩を超えていて、距離にして14kmを稼いだ。とても到達出来ないと思っていた姫路まで来たことになる。
さて姫路だが、自分の人生の中で関わったことがあるという記憶がない。姫路といえばまず姫路城だが、訪れたことがあるかどうか自信が無い。もし訪れているとすれば、関西方面の電子部品関連の工場訪問などの出張の際についでに寄ったというぐらいだろうが、はっきりとした記憶はない。
何かとっかかりはないかと例によってwikipediaで姫路を調べてみる。姫路は、自分は何気なくひめじと前アクセントで発音していたが、これは地方出身者の特徴だという。地元は全部高アクセントでひめじ。NHKのアナウンサはひめじと後ろアクセントで発音するのが標準だそうだ。
姫路は県庁所在地だったか?急に自信がなくなった。そもそも何県だったっけ。そうだ、兵庫県だ。だとすると県庁所在地は兵庫市・・・?
JR山陽本線沿いに辿ってきたので、そう思ったのだが、兵庫駅はあるものの、兵庫市は存在しないのだった。兵庫の県庁所在地は神戸だった。そう言われてみれば・・・。
姫路に関係するものをずっと観ていて、007は二度死ぬに目が止まった。この映画のロケに姫路城が使われたのだそうだ。007シリーズ、それも特にショーン・コネリー版は殆ど観ていると思っていたが、殆どが日本でのロケだというこの作品は記憶にはない。ただ、浜美枝がボンドガールをやっていたというのはよく覚えている。この007は二度死ぬという映画に関する関連記事は実に面白い。よくまあ一本の映画で、こんなにエピソードがあるものだと呆れるほどだ。
そんな中で最も気になったのは、事故との関係だ。事故だけでも様々な出来事が起こっているが、中でも驚愕したのは英国BOACのボーイング707機が富士山麓に墜落し、その機中にイギリス本国へ帰国する映画の撮影スタッフが乗っていたというものだ。監督他も搭乗する予定だったが、出発直前にそれまで都合がつかなかった忍術の披露が急遽行えることになって、監督を含む5名だけがフライトをキャンセルしたのだという。命拾いをした一行は事故のことを聞いて、「これが二度目の命だ」と語ったという。ネタかもしれないが。
姫路城では忍術訓練の撮影というのをロケで行ったそうだ。そのロケ中に手裏剣や長刀で壁などを傷つけてしまい、以後、姫路城では一切映画撮影を認めないことになったのだという。これも嘘のような話だ。