norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

あずさ2号

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 茅野を出て、上諏訪、下諏訪と通過し、岡谷の一歩手前まで来た。

 

 小淵沢から乗り換えた中央本線はずっと国道20号線に併走するように走っている。所謂甲州街道である。路線がなく、小諸から中山道とは離れて小海線で大きく迂回したのだが、岡谷あたりで漸くまた中山道沿いになる。

 

 中央本線と言えば、まず思いつくのがあずさ2号だ。1977年のヒット曲だった筈。この曲がヒットするよりも前、毎日のようにあずさ2号を見ていた年がある。あずさ2号は時を短くして名前を変えてしまうので、正確にはあずさ2号ではなかったかもしれない。いずれにしろ8時前後の新宿発の中央本線だ。

 

 その年、御茶ノ水にある予備校へ通っていて、新宿から中央線快速を使っていた。全身がオレンジ色の国電と言われていた時代だ。乗るのは殆ど新宿駅8番線ホームで、その目の前9番線、10番線が甲府、塩尻のほうへ向かう長距離の中央本線ホームだった。使われていたのは、おそらく紺色とクリーム色のツートンの車両だったような気がする。115系という車両だ。中央本線には実に様々なタイプの車両が使われてきているが、私の記憶にはこの紺とクリームの車体がすぐに浮かんでくる。

 

 まあるい緑の山手線 真ん中通るは中央線 新宿西口駅の前 カメラは・・・

 

 そういう時代だ。