norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2015年初夏 京都旅行 41

妻がくろちくで買った靴下に履き替えたいというので適当な商業施設を捜していると、かなりお洒落な煉瓦造りの洋館を見つける。新風館という名前の商業施設でショップとレストランになっているのだが、中に入って案内を見ていると、元は京都中央郵便局だった…

2015年初夏 京都旅行 40

今日ももう少し、いかにも京都らしい町屋の風景を紹介する。前回紹介したくろちくが古民家を改造してやっているブライダルサロンに出遭った。一見ブライダルサロンとは思えないような古い京都の町屋の造りで、丁寧にこの奥にブライダルサロンがありますと注…

2015年初夏 京都旅行 39

最後の日の午後は息子と別れて、妻と二人で京都の古い街並みを歩くことにする。バスで堀川御池まで出て、そこからは当てもなくぶらぶらと町屋を観ながら歩いて行く。 ちょうどNHKの朝ドラで「マッサン」というのをやってる頃で、街のあちこちで関連のポス…

2015年初夏 京都旅行 38

保険の契約が終わった後は、息子と最後の食事を採りに京都駅の方へぶらぶら歩いていくと、結婚式場のようなビルの一階にレストランがある。何気なくお品書きを見ていると息子がここでもいいんじゃないかと言うので入ってみる。ホテルハトヤの瑞鳳閣という建…

2015年初夏 京都旅行 37

梅小路公園の散歩から少し早目にホテルに戻り、息子と生命保険の営業の女性に待合せ確認のメールをしておく。チェックアウトタイム11時のぎりぎりでチェックアウトしてから息子と保険屋と合流し、ロビーのソファで契約の取り交わしを行う。営業の女性が提…

2015年初夏 京都旅行 36

翌日はもう京都旅行の最終日。この旅行のメインの目的の一つである息子の保険契約がお昼前に予定されている。その為、午前中に自由に取れる時間があまり無かった。それでホテルからは割と近い水族館のある公園へ行ってみることにする。バス停は下京区庁舎前…

2015年初夏 京都旅行 35

息子にバスの一日券を渡して帰した後、ホテルの部屋に戻ってウィスキーを呑み直しているとテレビで関東で大きな地震があったと報道されていた。妻が実家に電話するが大きな被害は出ていないという。ニュースでは六本木ヒルズでエレベータに閉じ込められた人…

2015年初夏 京都旅行 34

東福寺からホテルの方に戻って息子と合流し、あらかじめ選んでいた夕食候補のフレンチレストランとイタリアンレストランが二つとも満席でホテル近くの立体歩道橋から見えた串焼き屋、華鳥という店が美味しそうだったので入ることにする。一見、こ汚い感じも…

2015年初夏 京都旅行 33

東福寺は閉門までの時間の無い中、廻ったのだが奥はかなり深く見応えのある場所だった。最初に渡った臥雲橋、有料の通天橋の他にもう一つ、変換では字が出てこない「えんげつきょう」というのがあって、こちらはもう閉館間近なせいか殆ど人も居なかった。渓…

2015年初夏 京都旅行 32

東福寺に着いたのは閉門の4時半までもう一時間もなかった。それで入館料を取られない部分だけさっと廻ってみることにする。 吉永小百合などのTVのCMで有名になり、旅行直前に観た栗山千明の旅番組でも紹介されていた橋に到着する。臥雲橋というらしいの…

2015年初夏 京都旅行 31

花折の鯖寿司で昼を採った後、息子も午後は同行するというので一緒に宿泊先のリーガロイヤルホテルに戻ったのだが、その後東福寺を見に行くという我々に寺社仏閣巡りは興味がないというので息子一人はホテルに残って勉強するという。それで再度我々夫婦だけ…

2015年初夏 京都旅行 31

花折の鯖寿司で昼を採った後、息子も午後は同行するというので一緒に宿泊先のリーガロイヤルホテルに戻ったのだが、その後東福寺を見に行くという我々に寺社仏閣巡りは興味がないというので息子一人はホテルに残って勉強するという。それで再度我々夫婦だけ…

2015年初夏 京都旅行 30

河原町丸太町から乗り換えたバスに乗って鴨川、高野川の合流地点の砂洲から北上して直ぐの所にある葵橋を目指す。しかしここでもバス停をひとつ手前で間違って降りてしまった。 目指したのは鯖寿司の専門店、花折。息子が先に入って席を取ってくれていた。上…

2015年初夏 京都旅行 29

泉涌寺の山門を出てすぐの所で清夫水焼の専門店を見つけ、ちょっと入ってみるが息子との昼食の待合せまで時間が無かったのですぐに出てしまう。 バスに乗って河原町丸太町まで行って乗り換えることにする。通常市バスの停留所は交差点を行き過ぎてすぐの所に…

2015年初夏 京都旅行 28

泉涌寺で最も記憶に残っているのは、楊貴妃を模ったという菩薩像と、正確には泉涌寺ではないがその塔頭である戒光寺に安置されていた丈六という阿弥陀如来だ。楊貴妃菩薩のほうは、泉涌寺があまりに広くて建物がいっぱいあったので何処にあったのか憶えてい…

2015年初夏 京都旅行 27

泉涌寺は実に広大な敷地で、山門の奥に広々とした道がずっと続いていて、まだこの奥があったのかと驚くほど境内が続いていた。午前中いっぱい使ってもとても廻り切れる感じがしなかった。清少納言の歌碑とか昔の蒸風呂跡とかみるものも色々あって時間があっ…

2015年初夏 京都旅行 26

駅構内で朝食を採ってから一旦ホテルに戻り、身支度をし直してから泉涌寺(せんにゅうじ)を目指すことにする。このお寺の読み方は何度憶えても間違えてしまう。検索で出すのも二文字目が読めないので苦労する。 この寺は新幹線より南側にあるのでホテルの最…

2015年初夏 京都旅行 25

翌朝は朝八時にホテルを出て京都駅南北通路の中にあるたちばなという店に朝定食を採りに行く。ここは前回の京都旅行で見つけた場所で、意外と便利で値段もリーズナブルだったので多用することにした店だ。 私は焼き魚定食、妻は饂飩定食にしていた。入った時…

2015年初夏 京都旅行 24

軍鶏のたたきから初めて何品か採った後、定番の軍鶏の水炊きを取る。この鍋は最後に供される雑炊も絶品だ。 酒は最初の生ビールの後、いつものように日本酒を頼んでいたのだがチンリロリンハイボールというのがあるという。サイコロを二つ振って、出た目に依…

2015年初夏 京都旅行 23

この日も夕食を採るのに息子と三条大橋の手前のコンビニで待合せる。店は息子の推薦で、コンビニの隣にある雑居ビル二階の軍鶏専門の居酒屋だった。まだ時間が早く、店に入った時には客は我々しか居なかった。 まずは店一番人気の軍鶏のたたきを採る。食べ方…

2015年初夏 京都旅行 22

叡山電鉄の終点、出町柳駅からバスで京都駅へ戻る。バスを降りた場所はロータリーの西の端だった。ホテルは駅から見て西側なのでちょうどいいと思ったら柵があって西側には行けないようになっている。しかしちょっと見ていると修学旅行の中学生らしいのが柵…

2015年初夏 京都旅行 21

鞍馬駅に戻ると最初に来た時には無かった多数の風鈴が爽やかな音と共に我々を出迎える。保線夫の方たちが脚立に乗って据え付けている所だった。 折返しの電車に乗って戻る為、時間があまりなく妻を急かせてさっと木の芽煮を買い記念撮影をしてから帰りの叡電…

2015年初夏 京都旅行 20

奥の宮の境内に不思議な形をした石を積み上げたものがある。御船形石というその名のとおり、小型のボートのような形だ。神武天皇の母にあたり玉依姫というのが黄色い船で来た時に目立つので石で囲んだという故事にちなむものらしい。 御船形石を観た後、奥の…

2015年初夏 京都旅行 19

貴船神社を出てまた暫く川沿いに坂を上がっていったところに奥宮があった。こちらは貴船神社に比べて人の数は少ない。朱塗りの山門を潜って境内に入ると二つの狛犬の後ろにちょっと古ぼけた能舞台がある。あまり使われては居なさそうで、冬は寂れて人も来な…

2015年初夏 京都旅行 18

鰊蕎麦で腹を満たした後、貴船神社と奥の宮を見ていくことにする。貴船神社へ至る道沿いには夏場、川床と呼ばれる納涼茶屋の店が並んでいる。新緑の時期なのだが、真っ赤に染まった紅葉も残っていて真っ青な空との緑、赤、青の三色が互いに映えあって美しか…

2015年初夏 京都旅行 17

鞍馬登山道の出口、逆ルートでは貴船口からの昇り口である鞍馬寺西門まで降りてくるともう1時を過ぎていた。さすがにお腹が減っていたので最初に見つけた蕎麦屋でんべーという店に入ることにする。 にしん蕎麦とビールを頼むと麒麟のラガークラシックが出て…

2016年初夏 京都旅行 16

奥の院のある魔王堂を過ぎると後はもう延々と手摺りの付いた下り坂になる。文字通り手摺りを持ってないと降りれない坂だ。 途中、何故ここまでというような捩れた木の根を幾つもみる。しかもそれぞれが巨大だ。自然の不思議を感じながら30分ほど掛けて山を…

2015年初夏 京都旅行 15

木の根道を抜けると漸く魔王堂という場所に出る。しんと静まり返っていることもあるが、薄暗いお堂の中に入ると何かゾゾッとする寒気を感じる。邪気というようなものかもしれない。 暗いお堂の中からその先にもう一つの祠のようなお堂が見える。これが奥の院…

2015年初夏 京都旅行 14

霊宝殿を出ると、与謝野晶子が使っていたという書斎を移築した冬柏亭という庵がある。何故この地に与謝野晶子のものがあるのかもう忘れてしまったが、霊宝殿にも所縁のものが多数展示されていた。 冬柏亭から先は奥ノ院への急な上り坂になる。途中から木の根…

2015年初夏 京都旅行 13

金堂の裏手に廻ると鐘楼へあがれる階段がある。行ってみると中国風のお堂の中に鐘が下がっている。撞いてもいいと書いてあるので軽くそっと撞いてみると、いつまでもいい音で余韻が響いていた。 更に金堂の先には国宝が展示されているという霊宝殿という建物…