奥の宮の境内に不思議な形をした石を積み上げたものがある。御船形石というその名のとおり、小型のボートのような形だ。神武天皇の母にあたり玉依姫というのが黄色い船で来た時に目立つので石で囲んだという故事にちなむものらしい。
御船形石を観た後、奥の宮を後にする。帰りは歩き疲れたのでバスで駅まで戻ろうということになりバス停を捜しながら道を下っていくと暫くしてバス停に出る。ちょうどバスが停まっていたので飛び乗るとすぐに出発。貴船口の駅まではあっと言う間だった。叡電の切符が一日券で、まだ鞍馬の木の芽を買ってなかったので、もう一度鞍馬駅へ戻って買ってから帰ることにする。